天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣- 観劇感想

 

劇場で見ての感想(ストーリーに関するネタバレ無し)

1月30日のソワレを観に行ってきました。

大迫力かつ緻密な演出

ステージアラウンドは初体験でしたが、期待以上でした。
非常に緻密で舞台美術やライティングなど全てが凄い。
それと役者さんが高等テクニックで噛み合わさっていて、
まるでアトラクションのよう。普通の舞台とはまた違う迫力でした。
よく「目が足りない」って表現をしますけど、ステアラに関してはまず
「視界が足りない」って感じでした。
お馬さんくらいの視界が無いと見きれない…!
全景を確認するには後列の方が良いかもしれません。

舞台が広く奥行きがあって、しっかり作り込めるのでセットもかなり凝っており
高さもある。
その分キャストさん・スタッフさんのかかる負担はいつも以上なのではないでしょうか。
本当に体力勝負だなと思いましたし、怪我なども心配になりました。
是非ケアしながら無事千穐楽まで駆け抜けて欲しいです。

 

3D酔いに注意

検索していたら「弱い人は酔うかもね(自分は大丈夫でした)」って書き込みが
多かったんですけど、私はばっちり酔いました。
回転自体に酔うというより、起動時と停止時のがくんという揺れと
回転時の振動に加えて映像で酔う感じです。
自分の感覚と実際の動きの実感が映像と回転によりずれるので、そこが辛いです。
シーバンドをしていったのでちょっと気持ち悪いなー程度で済みました。
途中で気持ち悪くなっても、回転していないタイミングを見計らわないと
退出できないし、そもそも座席が狭いので周囲の人に迷惑をかけずに
席を立つことが不可能なのはちょっとプレッシャーです。
立った時の迷惑とこのまま我慢していた時に生じる迷惑を天秤にかけて
これは本当に無理!ってならないと立てないですね…。

 

コロナ対策の話

座席率密って噂でしたし確かに密でしたけども
多分見るの止めた人が多いのかな、割と空席も多くて
自分の右側や2列前はかなり空いていました。

会場内では連れと来ていても私語禁止、と終始アナウンスしてくれていて
基本静かでした。が、二言三言の会話くらいはありましたし、
無視して小声でずっと話している人もいることはいました。

個人的には現状では左右1席飛ばしてくれた方がまだ安心かなと。
とは言え、重要なのは前後なのにそこは間隔は空かないので
大差ない気もします。

 

爽やかに終わる地獄

みんながあんまり地獄地獄言うので滅茶苦茶覚悟して行ったら
思ったほど地獄じゃなかったです。
というか、ラストが爽やかにみんな五体満足のままで終わってくれたので
終わりよければ全てよしって感じに一瞬誤魔化されました。
1部ラストくらいのひどいブッコミのまま夏の陣まで待たされることも
覚悟していったので、(それに比べたら)そうでもなかったです。

言うてやっぱり地獄でしたけど。唖然としたり泣いたりっていう局面が
何度もありましたし、
観終えた興奮が去って冷静になったら色々考えちゃって
今滅茶苦茶鬱になってます…。

 

ストーリーについての感想(ネタバレあり)

あらすじ

慶長十九年、大坂。 方広寺鐘銘事件を発端に、豊臣と徳川の衝突は避けられないものとなっていた。 戦国時代最後の戦いとなる大坂の陣が目前に迫る時代に、本丸より出陣した六振り。

徳川陣営の偵察を進める一期一振、鯰尾藤四郎、骨喰藤四郎。時間遡行軍による干渉は確認できなかったが、徳川本陣を偵察した鯰尾が、家康の傍で怪しげな従者を見かけたと報告する。さらなる調査のため、再び徳川本陣の偵察へと向かう鯰尾と骨喰。一期は異変を知らせるため、隊長である山姥切国広たちのもとへと向かった。

その頃、山姥切、加州清光、宗三左文字は、潜入調査のために真田丸に入り込んでいた。大坂冬の陣の要となる出城であったが、未だ改変の兆しは表れていなかった。

山姥切たちはその真田丸で、かつて小田原の地で戦った男と再会する。今は豊臣秀頼に仕えているという男の存在に、山姥切は不穏な気配を察するのだった。真田丸で合流した一期は成りゆきから、時間遡行軍に命を狙われる秀頼を護衛することとなる。

果たして、大坂の地で何が起きているのか? そして謎の刀剣男士・太閤左文字との出会いが、一期たちにもたらすものとは…。

https://stage-toukenranbu.jp/fuyu/intro.html

謎の刀剣男士の太閤左文字が、敵対しないでくれたのが嬉しかったです。
とは言え色々と彼から齎された情報は不穏なものでしたが。
突然踊りだしたときはどうしようかと思いました。笑
参加したいずおと止めるまんばちゃんが可愛かった。

清光の「真田十勇士がいたりして」がフラグだったので、
まんばちゃんの「折れるなよ」もフラグなのかとびくびくして観ていました。
もうまんばちゃんが折れるのか…?! 闇落ちしてそれが維伝に繋がるのか?
って2部途中くらいまで思ってました。
いいから一度お手入れしに帰ろうよ……。

本当にセットが凄くて、滝までありましたし、
スロープを組み合わせて使っての多種多様なアクションも圧巻です。

黒田官兵衛が、人間でありながら時間遡行軍を飼いならし言葉を教え、って
もうものすごく恐ろしい存在ですが
そう言えば綺伝に出てる時点でおかしかったんだし
このラスボス的展開は予想できても良かったんでしょうね。

360度回転しながら各所での戦闘を観るのは本当にすごかったです。
あれはどうにもこうにも、テンションあがる。見入っちゃいました。

家康がたぬき爺じゃなく戦場で死にたいという血の気の多い感じなのも良かった。
個人的には秀頼さんの恰好良さが大変ツボでした。
それぞれの立場で「間に合った」というところが、演劇的な良さも相俟って
とても印象的でした。

あとはゲーム内の台詞が回想含めてかなり盛り込まれていました。

普通の舞台でもしんどそうなのに、ステアラでのロングラン公演は
本当に体力勝負でしょうね。
1/16には舞台機構不具合で2部の途中で止まってしまったとのことでしたが
ここまで緻密に組み上げられていたら、確かに臨機応変に
映像無しで演じる、なんてことは不可能ですもんね。

 

歴史改変とは

歴史とは基本的には伝聞や書物で紐解くしかありません。
それらは話した人、書いた人のフィルターがかかっているものですし
事実とは限りません。
結局はいくつもの逸話が残っている”確からしい”ものが正史とされているに過ぎません。
実際目にした訳でもない以上、かなりあやふやなものでもあります。

あれほどのことが起きながら、天伝では「歴史の改変が見られなかった」
と刀剣男士たちは本丸に戻ることになります。
後世に伝えられたことになるほどの物語は起きなかった。
でもそれなら、『諸説』も改変ではなく、許されても良いのではないのでしょうか。

物語の中でも史実とされているものが正しいとは限らないという言及がありましたし、そこには私も深く頷いてしまいました。
刀剣男士が守る歴史は飽く迄も『事実』では無いのでしょうか。
実際には生き残っている人物でも、史実上死んだとされているなら死ななければならないのでしょうか。

 

語り継がれる物語

人から人への伝聞が史実となり、それが即ち物語として
刀剣男士の存在を強固にするものになります。
事実かどうかはさておき逸話があれば刀剣男士が顕現できるのは
ゲームの設定からもそのとおりです。

だからと言って、逸話を作り出して刀剣男士を顕現させるという
本末転倒な無理矢理なやり方が出てくるとは思わず、震えました。
大体、刀剣男士を倒した刀って物語として正直そんなに強くなくない…?
無理矢理なので実際成功はしなかった訳ですが。
ハガレン冒頭の絶望感を思い出しました…。
わざわざ鵺(時鳥)と同じ声というのはどういうことなのでしょうか。
うまく刀剣男士になれなかった世界線ということなのか、
再チャレンジして悲伝に繋がるのか。

真田十勇士の刀は回収され、これがどう使われるかはわかりませんし、
阿形と吽形は、弥助亡き後これをどこに、
誰に持っていくつもりなのでしょうか。
残されている物語としては比較的強い気がするので、
審神者もしくはそれに準ずる力がある人なら励起させることができそうです。

審神者って体の一部だけでも媒介になるほど強力な存在なんですね。
正直そこまでではないと思っていたのでちょっと驚きでした。
これはどこぞの本丸の審神者ってことでいいんでしょうか。
ステ本丸の、どこかの時間軸の審神者の可能性もゼロではないような。

そして物語があれば刀が励起されるとすると、維伝で
「物語をおくれ」と言っていたまんばちゃんのことも思い出されます。

 

刀剣男士の役割は

三日月という存在

泛塵と大千鳥十文字槍が、
「どこの本丸も三日月宗近は」
「それに輪をかけて厄介なのが番の鶴丸国永」
という会話をしている訳で、ここもツッコミどころ満載なんですよね。
どこの本丸も、というのは、映画本丸もミュ本丸も
多分それ以外の我々の本丸も、多分個体差はあれど
三日月宗近はそういう立場の刀ということなのかなと。

ミュ本丸を見ていても、三条はみんな厄介だなとは思うんですけど
そういう平和な意味ではないだろう訳で。
政府にとって厄介、言うことをきかない問題児で、
結の目になってしまうような三日月よりも厄介なのが鶴丸。
だとすると、鶴丸も思っていた以上に相当な存在ですよね。

 

泛塵と大千鳥十文字槍

自分は追加キャスト発表後に観に行ったので、驚きの種類がちょっと違った訳ですが
この衣装だけ着せて声を当てて登場させる刀ステの十八番、もはや卑怯ですよね。すごいよこの発想……。

夏の陣でやってくる三日月を監視するために派遣されたらしいですが
なぜそんなちょっぴり早いタイミングに送られてきたんでしょうか。
政府から派遣されたのか、それとも実は太閤と同じように未来の自本丸からなのか。
でもだったら、「どこの本丸も」という発言にはならないですもんね。

冬の陣で自害した真田信繋の影武者を演じることになるようですが
そうすることで無理矢理歴史を守ろうとするの、
ミュ本丸のみほとせを思い出します。

この本丸からの出陣ルールって一体どうなってるんでしょうね。
死んではいけない人が死んでしまった時点でそれよりもっと過去に行く、
と、パラレルワールドが増えてしまうだけって考え方でいいんですかね
少なくとも刀ステでは。

クロノス・ジョウンターというタイムマシンの設定では
一度過去へ行ったらその地点より前には飛べないことになっていましたが
そうしたなんらかのルールがあった上で、パラレルではなく同一時間軸でないと
かなりややこしい話になりますよね…。

  

鶴丸と骨喰の出陣

虚伝と維伝にしか登場していない染谷俊之さん演じる鶴丸が、
この天伝の後である无伝に登場します。
この染鶴、初めて骨喰藤四郎と共に出陣します。
无伝のばみちゃんは三津谷亮さんで、今回の北川尚弥さんとは違う骨喰な訳です。

慈伝の会場替わりゲストでの登場もカウントすべきかは微妙ですが
するのであれば北川喰も三津谷喰も健人さん演じる鶴丸とは共演済み。
カウントしないのなら三津谷喰のみが健鶴と共演しています。
三津谷喰は悲伝を経験している骨喰でもある訳で、
そんな骨喰と染鶴が出陣することで、悲伝を回避できるルートが生まれるかもしれません。

今回ラスト近くで骨喰が「正国」と話に出すのですが、
同じ北川喰であるジョ伝で小屋から山姥切と山伏と同田貫が出ていった時
「正国」と呼んでいます。
実際ゲームでも回想で「正国」と呼んでいます。
が、戦闘中は「同田貫」なんですよね。
呼び方くらいその時の気分で色々変えるだろうとは思うのですが
気になる差異でもあります。
同じ個体だけれど、ループ後であるとかそういった時間の進み具合で
差がある可能性もあるのかも。

  

弥助の思いは私は共感するところが多くて、正直間違ってないと思ってしまいました。
歴史改変がそもそも、必ずしも悪いことなのか。
史実が事実とは限らないのに、刀剣男士が守る『』は何を指すのだろう。
時の政府がしていることは本当に正しいのでしょうか。

まんばちゃんは弥助に「失う覚悟はできている」って言いましたけど
これって本心なんでしょうか…? できてるはずなくない? って私は思っちゃいました。
時間軸的にもこのあと悲伝で三日月を失うというか自分が倒すことになる訳で。
そのあと更に維伝で『物語』を探して彷徨っている訳じゃないですか…。
失ったものを取り戻すって、やりようによっては普通に歴史改変になりそうですが。

 

加州清光の出陣について

前評判とおり、とっても清光でしたね。
ミュ本丸の、三条に振り回されたり、新選組刀と一緒にいる加州と違って
まんばちゃんと下の名前で呼び合って対等な感じが良かったです。
ジャケット脱いだ姿も披露してくれましたし、
何より沖田さんへの思いを吐露してくれたのが良かった。
慶応甲府出陣につながるんでしょうね。

清光に対する細々した思いは別記事にまとめました。
ちょっとネガティブめです。

加州はよく、沖田さんが大事にしてくれなかった
みたいな発言をするけど、それは池田屋で折れたから、なんでしょうか。
折れた=扱いが雑 ではないんですけどね。
手練でも折れるときは折れるんですけどね…。
しかも池田屋なんてかなりの乱闘になったはずなのに。
いつも納得いかないです、この(ゲームでの)設定とその関連の台詞。

 

顕現した順番

維伝のパンフレットにある刀剣男士の名前は下記の感じでしたが
あの加州の口ぶりから判断するに、まんばちゃんの後とか
だいぶ早くから本丸にいたみたいですね。
それともこの顕現順は、維伝につながる世界線限定のもので
加州がいる時点でまた違ったりするんでしょうか…?

山姥切国広
小夜左文字
五虎退
薬研藤四郎
前田藤四郎
骨喰藤四郎
鯰尾藤四郎
へし切長谷部
歌仙兼定

骨喰藤四郎
堀川国広
同田貫正国
宗三左文字
太郎太刀
燭台切光忠
江雪左文字
大倶利伽羅

次郎太刀

鶯丸
山伏国広
江雪左文字
一期一振

博多藤四郎
三日月宗近
不動行光
ソハヤノツルキ
大包平
日本号
太鼓鐘貞宗
大典太光世
大般若長光
小烏丸
南泉一文字
山姥切長義
肥前忠広
南海太郎朝尊

 

自本丸の未来

今までよその本丸や、自分の本丸と出くわすという話はありましたが
今回の太閤左文字は自本丸かつ未来の時間軸から来ている、と。
なんの為に来ているのかあやふやだったことも気になります。

同じ本丸の匂いがすると言っていましたし、これまでも
自分の本丸の刀剣男士かどうかは見分けがつくとされていたので
同じ本丸の仲間であることはまず間違いないのでしょう。

山姥切は旅に出て帰っていないから、太閤左文字は会ったことがない。
詳細は加州が止めましたが、この情報を聞いてしまっていたから
慈伝で修行に出るのに随分もやもやしていた感じだったのでしょうか?

 

気になる言葉

朧・狭間人

維伝で出てきた「朧」という言葉を、今回の弥助も言っていました。
それに加えて、自分のことを狭間人だとも言っています。
『史実』とは違う行動を取っていても、それが後世に伝わらなければ
なかったことと同じな訳ですし、現時点では名前を変えて生きる程度で
十分『狭間』で生きられるとは思うのですが、もっと特殊な意味合いも出てくるのでしょうか。
他にも狭間人として生きている人たちがいるとか…。

 

諸説

諸説に落とし込み生き延びさせることを是とするミュちかに比して
徹底して歴史改変はいけないというステ本丸。
物語の中でも言われていましたが、それはちょっと奴隷というか
盲目的に使役されているようにも思えてしまうんですよね。

ステ本丸の主、どうも何を考えているのかわからない。
これは虚伝でまんばちゃんも言っていましたよね…。
そして三日月は審神者サイドに一貫してついている刀なのだ、と。
ミュちかは審神者に無断ではあるけれど、審神者が本来やりたいことを
やってあげているみたいな印象があるのですが
ステちかはどういう動きをしていくんでしょう。

個人的には歴史改変が必ずしも悪いことだとは思わないし、
『諸説に逃がす』のは推奨しても良いくらいだと思ってしまいますし
その辺り弥助の言う言葉には頷くことが多かったです。

 

オープニングの言葉の違い

悲伝以前の物語で、今回もキーになる人物、黒田官兵衛様がメインのジョ伝では「刀剣男士は過去にとぶ」
天伝は、「審神者なるものは過去にとぶ」。
刀剣男士のときと、審神者のときの差異はあるのでしょうか。

「西暦2205年」も、悲伝と維伝だけ『暦』ではなく『歴』の表記になっている
という考察も見かけました。
ここも意味があるとしたら、悲伝から維伝に世界線が繋がっている、とか…?

 

考察的なもの

顕現と上演の時間軸

初期刀:山姥切
初鍛刀:小夜左文字 で本丸が始まる。

→五虎退→薬研藤四郎→前田藤四郎→『骨喰藤四郎』→鯰尾藤四郎
→へし切長谷部→歌仙兼定→陸奥守吉行→『骨喰藤四郎』
→堀川国広→同田貫正国→宗三左文字→太郎太刀→燭台切光忠
→『江雪左文字』→大倶利伽羅→→次郎太刀→『鶴丸国永』
→鶯丸→山伏国広→『江雪左文字』→一期一振→『鶴丸国永』
→博多藤四郎→三日月宗近
→不動行光→ソハヤノツルキ→大包平→日本号
【序伝】【虚伝】【恕伝】【外伝】
→太鼓鐘貞宗
【義伝】【如伝】【天伝】【无伝】
→大典太光世→大般若長光→小烏丸
【悲伝】
→南泉一文字
【慈伝】
→山姥切長義
【綺伝】【維伝】
→肥前忠広→南海太郎朝尊

 

まとめと予想

今見えているものがミスリードではなく比較的素直に受け取って良いものと仮定すると、

三日月が結の目になり円環が始まる。歴史が繰り返され、影響が出る。【虚伝再演】
狭間人という生き方が可能になり、時間遡行軍も強くなる。【天伝】
→まんばちゃんが三日月に負ける。【悲伝】

この場合、まんばちゃんは良くて重傷、折れてしまった可能性も高いですし、
時の政府からの指示に従えなかった本丸なので相応の制裁がありそうです。
本丸が解体されるくらいありえるかも。

→まんばちゃんが三日月に勝つ。【悲伝大楽】
→まんばちゃん、旅に出る。【慈伝】

→まんばちゃんは、歴史を守る刀の本能に逆らい三日月を取り戻す為に物語を欲する。
三日月もしくはまんばちゃんの件が問題視され、
(「あの者がいる円環もまた既に放棄された世界」「あの事があったせい」)
瑕疵本丸に認定される。本来なら解体も致し方ない。
近侍は長谷部が務めている。
小烏丸「あの者を円環から連れ出す」
鶴丸「何をしているのか知らんが、いつか引っ張りだしてやる」
助けたいのは三日月だけでなく、まんばちゃんである可能性?
まんばちゃん「いつの日か三日月宗近、お前を救い出して見せる」
維伝本丸は戦力が逼迫している。=戦力が増えて手狭になっていた慈伝本丸とは別の時間軸?【維伝】

慈伝のちょぎは酒は「飲まない」と言っていたのに、
綺伝は「飲めない」と言っているのも、来たばかりで気を張って見栄を張ったのではなく
実は綺・維の流れは慈伝からは続いていないから、という可能性があります。

時間軸的には既にループは始まっているので、夏の陣の三日月も
結の目になってしまって繰り返している最中、ということに。

染鶴がいる本丸では三日月とまんばちゃんの対決は発生しない。
健鶴は「小烏丸様」と呼ぶけれど染鶴は「小烏丸」と呼ぶ。
小烏丸が顕現したのは悲伝の前。
鶴丸は2振とも序伝前には顕現済なことを考えると、呼び方の差異は先輩後輩ではなく
刀だった間の物語が関連しているのでしょうか。
矛盾もあるし、顕現順というより複数の時間軸が混ざった状態なんでしょうかね?
結の目で史実が混ざり混乱した、そうですし…。

悲伝で白三日月のところに一緒に行けた小烏丸と、
円環について理解していそうな鶴丸。
闇落ちまんばちゃんは染鶴に「強くなれ、おまえは必要な刀だ」と維伝で言っていましたし
未来を知っているまんばちゃんな可能性は十分にあります。
今までもここでこうなってはいけない、という台詞はちょくちょくありました。

維伝では仲間に死んでほしく無いという龍馬の願いがループを引き起こしました。
となると、三日月に勝利した【悲伝大楽】のまんばちゃんの思いがループを引き起こし
それで闇落ちして物語を探し始める可能性も無きにしもあらず。
それをなんとかする為の所謂『2周目』の状態が、染鶴で、彼が无伝で
三津谷喰と初めて出陣することで三日月とまんばちゃんが助かるルートへの道が開ける
というのはあまりに希望的観測なのでしょうか。

序と虚伝の間だけ今明らかになっていません。
无伝の後、糸へんの付く漢字で慶応甲府の物語が上演されるとして、そこは維伝の後あたりの時間軸かなと。
ただ家康と加州の絡みがあったので、万が一虚伝の前に配置されたら個人的にはかなり熱いです。

 

ゲームの設定の話

幻になってよかった、ゲームの立ち去り設定

http://xn--dkqp0gri91r38rn1wmlurtz.com/archives/38365729.html

あまりにシビアですけど、確かに毎度当たり前に修行が成功するのは
本当は変ですし、ひとりで修行に出て旅先でトラブルに巻き込まれることは
実際問題大いにありえます。
そう言えば花丸二期で、安定の携帯型時空転移装置が壊れて戻れなくなっていましたし、今回まんばちゃんが旅から戻っていないことと近いものがあります。

この旅に出て戻れない理由が、維伝のように闇落ちして彷徨っているのか
そうだとして折れたからああなったのか、
物語を半端に与えられた別のまんばちゃんなのか
その辺りも可能性がいくらでも考えられてしまいます。

いずれにせよ、アニメ・ミュステ・映画で多少の表現上の差異はあれど
結構共通点があるように思えるので、やっぱりゲームの大本の設定なんだろうなと
自分は考えています。

  • どこの本丸でも厄介な三日月、それを無垢にサポートする骨喰
  • 状況を理解している、三日月と対等な位置にある鶴丸
  • 修行の旅から帰れない可能性がある。
  • 時間遡行軍≒刀剣男士 でドロップ=正気に戻る・助け出す?

今の所ミュにしかいない明石も、ゲームと合わせるとどうも色々とありそうです。
やっぱりニトロですし、裏設定はかなりダークっぽいですよね。