最近、漫画が無料で読める系のアプリやサイト増えてますよね。
違法系のじゃないやつ。
曜日別に更新される漫画が違うので、久し振りに
毎週月曜日のジャンプの発売日を楽しみにしていた
学生時代の気分を思い出して楽しませて頂いております。

そんなサイトのひとつ、comicoさん。


抽選で図書カードが貰えるらしいので招待URLとやらを貼ってみました。
もしよろしければ。

金曜日更新の『猫嫌いの家に生まれた猫好きが猫と暮らす絵日記』という鈴尾粥さんの漫画がありまして。
普通の猫好きさんがボランティア団体の人と協力して野良猫保護をしていて、その様子を描いたエッセイ漫画なんですね。

で、所謂町猫に餌をやる人というのがいる訳です。
今回更新分のお話の中に、その通称餌やりさんが旦那に反対されたからもう餌をやるのをやめたい、と言い出し
それを愛護団体の人が説得して続けてもらうことになった
という描写が出てきまして。
そしたら、コメント襴が案の定荒れちゃってたんですよね。

善意でやってる人に押し付けるな、離婚になったら責任取れるのか
そんなの個人の自由だ、
果ては『餌やりさん』という呼び方がもうそれしか能が無いみたいな感じで失礼。
みたいな。

勿論擁護派もいる訳で。だからまぁ、荒れてるんですけど。
無責任に猫が可愛いから、可哀想だからって餌をあげるだけじゃ駄目、
始めたなら責任もってやらないと余計可哀想、的な。

でまぁ、私としては、愛護団体を毛嫌いする人の気持ちもまたわかるんですよね。
うちの猫が外猫なのに間違って捕獲されたことがある、
野良猫がいると話したら保護しろと言われた、押し付けるな
とかとか。

私個人の意見はと言いますと、
猫を外に出すのが反対です。
事故とか猫ほんにんも心配だし、他所様で迷惑かけてたら困る。

でまた、このTNR運動も反対派なんです。
TNRってのは、Trap、Neuter、Returnの頭文字で、
捕獲して不妊手術をして元の場所に戻すことで
この漫画の中の団体さんたちもやっています。
で、この時に、手術済みってのがわかるようにピアスしたり刺青したりするんだけど
多分一番今主流なのがさくら耳って言って、耳を桜の花びらみたいに先端をカットする方法。

手術は麻酔するし、耳を切っても麻酔がさめても動物は痛みに強いから大丈夫!

なんてそんなの人間の勝手な理屈だし

おまえほんにんに訊いたのかよって思ってしまうのです。

もっと言うと、ペットショップとかで
事前に不妊手術をしたりマイクロカプセルを埋め込んだ状態で販売するのも反対。
というかまぁ、生体販売自体がどうかっていう話にもなってくるんですけど。

それにこの方法だと、猫アレルギーとかで自分の家の庭なんかに来てほしくない
って人の猫による被害は防げないし。

最初に猫を捨てた人が悪いし
そのツケを何故動物が払わされるのかって思いますし
猫島なんてあるくらいだし町猫くらい許されてもいいじゃないとも思うし
猫に来られて困ってる人は可哀想だし

本当は全部の猫に飼い主ができて家猫になるのが一番で
その上で飼い主さんが不妊手術をするというのなら
各家庭の考え方だからいいんじゃないかなと思うのですけどね。

でも獣医に勧められたからって安易に不妊手術しちゃう飼い主さんもいるしね。

「おとなしくなるって聞いたから~」みたいな。

中々難しいですね。

私が関わってる動物愛護団体でもTNRは推奨してるけど
それをTNRと呼んではなかったし
私はそれ関係は自分の信念上活動に協力してないこともあって
耳をカットするなんて知りませんでした。

知らないと結局同じ猫が何度も捕獲されたり
首輪をしていない外猫が捕まったりなんてのは防げないし

なんでも知識が必要なんだけど
コメントにあってそうだなって思ったんだけど
知識がない人ほど、勉強する気もないし
今ある知識だけで判断してさっくり正義感で批判しちゃったりして

“場合によっては悪意より善意のほうが恐ろしいことがあります。
悪意を持っている人は何かを損なう意志を明確に自覚している。
しかし一部の『善意の人々』は自分が何かを損なう可能性を自覚していない”
– 図書館革命 図書館戦争シリーズ4 (角川文庫)

っていう台詞を思い出したりして

うーん。難しいなぁ。

動物を飼うのは全部免許制にして
ペットショップは廃止して保護猫みんなが飼い主が出来るといいと自分では思うんだけど…

色々考えてもやもやしちゃいました。

取り敢えず、耳がカットされてるのはこういう理由なんだよ

ってことがまずもっと周知されないとだなぁと思いました。
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say

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