火傷痕を隠すのに顔全部に包帯を巻く必要はなさそうなのに
全部に巻くのは入れ替わりトリックの設定の為だろうが
ちょっとすれ違うくらいなら兎も角体格差もあるし
それにしても目はかなり特徴が出るだろうし
入れ替わりに気づかないものだろうか。

あの男がつけた火は簡単についたのに
どうして私の火はつかないの、という慟哭は悲しかった。
世の中には理不尽なことが本当にたくさんある。
犯人を追い詰めて自殺させてしまう探偵は殺人者と変わらない、とコナンが言うのも良い。
会長さんがひたすら良い人だ。

どっちも酔っ払いなら小五郎より警備のおじさんを起こした方が
早い気もするが。
こんな時間に小学生が保護者もなく行き先も告げずに出歩かないで欲しい。
この話の事件は概ね平和だ。しかし校長先生は教頭先生に預かってるよと連絡してあげてくれ。
もしくは届けてあげて。

怪盗キッドの登場。
1412でKIDは無理がある。
前作を自分は読んでいないのでよく知らないが
そこで経緯が明かされているのだろうか。
この逸話も、博士から聞いた程度で
最初はみんな1412号と呼んでいるのに、急にキッドと呼び出すようになるがどの程度広まっていた愛称だったのか。
中森警部も突然小五郎にややこしいから間違えるなキッドだと言い出す始末。

『怪盗は鮮やかに獲物を盗み出す創造的な芸術家だが探偵はその跡を見て難癖つけるただの批評家に過ぎない』
は正にその通りのキッドらしい名言だ。

船で過去の登場人物たちが出てくるのが良かった。