待ちに待った新作情報が公開されましたね。

自分としては清光が少なくともあと一度は
本公演に出てこないと嘘だと思っていたので、やっと来たか
という気持ちではありますが
どんな話になるのかと思うと怖い。
TLを見ていても、内容は様々ですがみんな一様に不安がっているのが
ほんと怖いですよねー…。
まずチケット戦争が怖いですが。
行きたい人みんなにご用意されたら良いのにね…。

 

公式サイトから深読みしてみる

https://musical-toukenranbu.jp/pages/spring2024

公演スケジュール

地方公演が打てないスケジュール

東京と大阪でしか公演がないことに不満の声を結構見かけましたし
気持ちは分かる。
それに今までの公演を考えると物語上運営的にも東北あたりで
やりたかったのではと思います。
もしくは京都とか。

岡宮さんが大楽から次の公演の初日まで10日しかないそうで
これ前流司くんとかもそんなんじゃなかったっけ?
流司くんはミュの休演日にアクション映画撮影に行くとかもやってたし
要は多忙な面々がマチネの後稽古とか別仕事に行ける範囲で考えると
地方公演が打ち辛かったのでは。

どうしてもこのメンバーである必要がある物語

つまりは兎に角2年前とかからスケジュールを押さえて
このメンバーを揃える必要がある話、な訳で。

自分はステはどうしてもこの布陣である必要は無いのでは
と思うメンバーなことがちょくちょくあるのですが
その点ミュは絶対このメンバーである必要がある話にいつもなるので
全員意味があるはずなんですよね。
と言いつつ、脚本家さんが変わってからのミュはまだ見ていないので
そこでどうなっているかはわからないですが。

 

新刃が一人もいない布陣

これまで、当然あつかしは全員新刃から始まり
加州が残っての幕末という感じで先輩が残り新刃が追加されてきました。
先輩と新人の割合はどんどん変わって最近はほぼ新人だったくらいなのに
新作は全員既にミュの舞台を踏んでいる。
しかも三日月以外隊長経験者。水心子も隊長ではないけれど
メインで動いていた印象が強い。

 

メインビジュアルの目線と花

深読みすると、メインビジュアルの目線が気になっていて。
本公演は基本的に目線はカメラだったのに、新作だとみんなバラバラに
視線を外している=見ている方向がバラバラ という示唆だったら嫌だなと。

散らばった花びらも気になるんですよね。花筏というような美しい感じより
バラバラに散って打ちやられた感じに見えたので。

 

人間キャストについて

舞台は巣伏の戦い前後か

後から増える可能性が0ではなく、
それは刀剣男士にも同じことは言えるのだけれど
取り敢えず今発表されているのが阿弖流為、母禮、坂上田村麻呂。
シンプルに考えるなら延暦年間、巣伏の戦い前後のお話になりそう。
ただそうなると、田村麻呂が出るのにソハヤが出ないのは少々引っかかる。
名前だけ劇中で出るのはあるだろうとは思う。
先輩のように時間遡行軍側というのもあり得ない話ではない。

江戸時代の可能性は

江戸時代後期に作成された椿井文書であれば、阿弖流為と関連し
時代としては水心子正秀とも関係があるものの
刀工水心子正秀が返るべきと思っていた鎌倉時代とは延暦では開きがある。

子役さんは何役か

キャストにテアトルの子役の方がWキャストで配置されているのも
気になるところ。
これまで子役さんが出ていた物語を考えると…。
しかし何役なんですかね。史実上名前が残っていない役ですかね。
ただでさえ延暦以前となると資料も少ないですし。

 

タイトルについて

陸奥

振仮名はみちのおく。
現在の福島県、宮城県、岩手県、青森県と秋田県の一部を昔は道の奥
と呼んでいて、平安時代までみちのくと呼ばれていました。
審神者としてはやっぱり陸奥守吉行を連想するところですが
刀工の吉行が陸奥国出身で大阪修行の後土佐藩に召し抱えられたので
陸奥守吉行と呼ばれている為、むつと呼ばれるのは平安時代より後。
なので、むっちゃんとは関係ないと自分は思っています。

 

一蓮

振仮名がひとつはちす。
普段使う言葉ではないけれど、一蓮托生の略と聞けば
なるほどという感じ。

となるとシンプルにやはり、延暦年間のお話になるのでしょうか。
田村麻呂と阿弖流為達が一致団結する史実とは異なる話も
有り得そうだな思います。

 

内容予想(妄想)

どの時代なのか

遠征先としてはシンプルに
延暦二十年の征夷辺りなのかなと思うのですが7振で一気に出陣
とはならないでしょうし
何より本丸的な時間軸はどこなのか問題ですよね。

 

初期刀は誰なのか問題の回収があるか

始めは多分多くの審神者が、加州が初期刀だと思っていたと思うんですよ。
ただ、脚本家さんから「加州ではない」とのコメントがあった。
更にかのゆきで、まんばちゃんが初期刀ではという会話があり
まんばちゃんが隊長をしている時に折れたのが初期刀の様子。

加州が二振目説

自分は加州が、確かに単騎とかはさせてもらっているけれど
本公演というか物語上では報われていないなと思っていて。
あつかしで三条をまとめるという無理難題を吹っ掛けられ、笑
幕末では新選組のいる時代への派遣だったのに安定ばかりで
そこに沖田さんがいるのに加州の気持ちがクローズアップされない。
これは再演で多少解消されました。
そもそも公演タイトルは再演という名前ではない問題、
ループしているのでは説も関係してくるけれど
取り敢えずここでは置いておいて。
池田屋で選ばれたのが加州だったから、その一点で、あそこまで加州が
傍観者になるのはなんだか気の毒だな、加州だってもっと思うところはあったでしょ、
なんなら史実上沖田さんが活躍したのは池田屋以降なんだから
加州の方が悔しいでしょ、そもそも池田屋では熱中症で倒れただけ説の方が有力だし。
その上むすはじで自分以外の新選組刀が全員修行へ出てしまう。

この扱いが、加州が二振目でレベリングであつかしに放り込みつつ
まだ修行へ行けるレベルではないから であれば納得がいくなと。

 

歌仙兼定が初期刀説

ただかのゆきのまんばちゃんを見ていると、今本丸にいない刀かも
と思えば歌仙なのかなとも思いました。
反面、兼さんが派遣されて来るとは、という会話から、この時代に詳しい刀で
修行へも行っていない加州が来るかと思っていた、とも取れるかなと。
自分のせいで折れた加州を思い出すからという主の配慮か?
いや偶々だ、という会話にも思えました。

 

まんばちゃんのトラウマ

いずれにせよ、刀ステを見ていない方にはあれですけども
ステでも虚伝及びジョ伝でまんばちゃんが近侍だった時に
大ピンチになったことがあったというエピがあって
ということはもうまんばちゃんはニトロプラスさん的にそういう設定なのかなと思いました。
自己嫌悪、トラウマを抱えているからこそ
「写しだから」と自信がなく暗くなってしまう方がより設定上しっくりくるなぁと。

 

むっちゃんとはっち

むっちゃんがタイトルに陸奥も入っているし
なのに出陣メンバーにいないし、というのもそうなんだけど
それだと話の持って行き方が急に感じてしまうんですよね。
それにむすはじのむっちゃんがあそこに居た理由の回収があまりに美しくて
あれ以上付け足してほしくないなと思ってしまう。

はっちは今回メンバーにいるし、レベル上げしようとされてた感はあるから
ありえなくはないと思うけど
構成の盛り上がり的には加州か歌仙の2択なんじゃないかと
個人的には思ってます。

 

過去なのか未来なのか

新作の加州が一振目だとしたら

本丸の時間軸が公演順とも限らない訳で、
再演も二度目を繰り返している可能性があるし
まんばちゃんが隊長をしていて仲間を失った過去の話が
今回語られるのかもしれない。

自分としてはそれを期待してしまうかな。
もし過去の話だったら、
この加州清光は我々が知っている加州では無い可能性がある。

流司くんの演技力なら、同じ加州なのに違う個体という演技を
絶対きっちりやってくれるしそれを見たいと思ってしまう。

今本丸にいない歌仙という痛さも、
今本丸にいるのは二振目という痛さもあるけど
自分の好みとしては後者なんですよね。
ここにいない、のより、姿形は同じなのにという切なさの方が好物。

あと気になっているのが、パライソがコロナで中止になった時、
公演順とか色々な構成が全部組み直しってなってて、
単純にパライソをキャストさんのスケジュールが取れる時に再度やるだけでは
カバーできない事態って意味に取れたんですよね。
伏線の組み方、回収のタイミングが崩れて練り直したのかな
というのはすごく気になってます。

 

三日月の動きは

初期刀の加州が折れてしまう話で、それを受けて三日月が
歴史を変えてはいけないが諸説に逃がすことくらい許されるのでは
と思い至ったとかだったら良い感じに痛々しくて好みだな…なんて。

ステの三日月も報連相ができず独断専行なんだけど、
あっちよりミュの方が救いがあって好きなんですよ。
諸説に逃がす。
今回も阿弖流為と母禮が助かる道がどこかに作られますかね。

普通に未来の時間軸の物語で初期刀は加州ではなくてとなると
ちょっと加州が
自分の過去と向き合って自分の時間軸を前に進めるタイミングが無さすぎて
これだけ長期間総隊長で頑張ってくれたのになと思ってしまうんですよね。
今回極で登場するか修行へ行くとかがあればまだ納得はいく。

チケットが取れることを願いつつ、
取れても取れなくても初日の配信があることを願いつつ
待ちたいと思います。