旦那は悪い人ではなく離婚を考えるような状況ではないものの
昭和日本のありがちな典型的駄目夫。
嫁をおかあさんとしか呼ばずおんな扱いせず
自分は努力もしていないのに駄目呼ばわり。
好きになって結婚したはずなのに何故こうなるのか。

娘は困ったところもあるけれど、良い子だ。
高校合格して良かった。
合格祝いにとりあえずケーキを買って帰る旦那は微笑ましい。
美味しいと聞いて追加購入したのかと思ったら
若林へさらっとプレゼントしたのには驚いた。
そんなことが出来る人ならなぜそれを嫁に向けてあげないのか。
何回やめてと言ってもソファで寝るのをやめず、
今度からもう起こさないよと言ったら「冷たい」
と言ってくるの、本当に腹が立つ。
「なあ奥さん」と手を伸ばしてきたの、シンプルに気持ちが悪かった。

流石に夏と課長が一緒にいるところへ訪ねるのは
気が引けるという佐伯の言い方はなんだか分かるなと思う。
それだけもう本気になってしまったのだ。

佐伯の芝居を自分も観に行きたいと言い出す良くんが
この作品中郡を抜いて断トツに良い男だと思う。

若林が26歳だとは思わなかった。
佐伯のちょっと下くらいかと思っていた。

夏がネイルを全然上手く塗れないのに、楽しいなと思っているところが可愛い。