ネタバレあり

1巻を読んで悩んだが続きを読んでみた。

一瀬は随分態度がゆるゆるで気になる。
領収書の管理も、いくら苦手だからといって適当だし、
仕事中なのによその部署でだらだら喋るし、
そもそも言動が悪い意味で学生かな?という感じ。

女が事の前にシャワーを浴びたいのはお前のためじゃないんだよ、膀胱炎にでもなったらどんだけキツイかわかってんのかよ、と素でいらっとしてしまった。
素敵な女の子になりたいと言って、
前にメガネが嫌だコンタクト買う時間なかったと言ってたのだし、おしゃれしたいならおばさん結びにシュシュ、眼鏡というのはやめたら良いのにと思う。
そんなに自信がないのに、社員旅行に申し込むのが意外だった。
会社の人とはうまくやっているように見えるのだが、どうなのだろう。
汗や臭いについても、自分が気にしすぎなだけなのか
そうでもないのか。
描写に誇張がないなら普通に病院に行って治療を受けたほうがいいと思うレベルなので疑問。

社員旅行中の卓球大会で、
負けたチームは勝ったチームの部署全員にアイスをおごるとさらっと書いてあったが
一体何人参加しているのだろうか。
30個もらえるなんて書き文字もあったし
100円アイスでも自腹にしては結構な出費になると思うのだがホワイト企業なのにそんなことをさせるの?

人が苦手で嫌がっているのに無理矢理運動に参加させて
「宴会芸みたい」とできない姿を見て笑うのも気持ち悪い。
前も青色に対して男の人の色って言っていたし、そもそも作者の方の考えがそういう感じなのかもしれない。

俺の石鹸以外の匂いがするのはなんか嫌っていうのはちょっとかわいいと思った。
兎に角大蔵部長が良心。とても好きだ。

私も惣菜とかケーキについてきた保冷剤で冷やしますけど? とも思ってしまった。
それはそんなに駄目な『一人暮らし男性』と言う括りなの? というかその括り大丈夫? とも思った。
一瀬との距離感が近いのは気になっていたが、
妹と似てて妹扱いって言うならまぁわからなくはない。
他の女子にそんなことしてるの見たらいい気分しないよねってわかってくれたのもまぁ良いが、
飛沫感染気をつけるって言った癖にマスクもしないで至近距離で大声出していて気をつけるとは、という気持ちに。

麻子が母親に「一個の料理を多めに作りたいときの分量はどうしたらいいか」と尋ね、「人数分倍にすれば良い」と答えられるシーンにびっくり。
その回答でOKなレベルの質問だったの?
それなら算数の問題でしかないのに何について「どうしたらいいか」と思ったのだろう。
粉を何g増やしたらオーブンの焼く時間は何割増やせばいいの的な話なのかと思った。

麻子のお母さんはいい人だなと思う。
彼氏でもできたの、と言ってできたと聞いたら
写真見たい!イケメンじゃん!と言ってくれるし
弟にまだバレたくないと言われたらさりげなく話題をそらしてくれるし、
結婚急かさないし紹介したいって気持ちになったらいつでも連れてきて会えるの楽しみにしてるわって言ってくれるのとても優しい。
それにしても千葉なら別に家からも通える気がするし
夏にちょっとだけじゃなくて割と頻繁に帰ってあげたらいいのに。

名取は合鍵も渡してくれてるし、物も置かせてくれるし
全面的に麻子に懐いている感じなのは良い。
桂太も良い弟だ。おしゃれげだし勘が鋭くて
小さい頃からお母さんの手伝いもよくしてるし優等生。
なのに名取と左手で握手しようとするのちょっと笑ったが、わざわざイタリア語のメニューを渡すのは子供みたいな嫌がらせだ。
麻子も弟の前でイチャイチャしすぎだと思う。
たった半切れのパンだけど、ちゃんと欲しいって言ったことが弟にとっては驚きで、
だから信用しているんだなと思うところが良かった。
それに対して名取さんも、
言ってくれてありがとう。昨日よりもっと彼女を大事にできると思うと返すのが良かった。