#刀ミュ #陸奥一蓮 5/1ソワレ 考察と感想

フラットな感想を聞いたら自分の考えも変わるかもしれない

一蓮すごく良かったけどもやもやする派なんですが、加州推しフィルターが強めにかかっているせいかもしれない。
お芝居は普通に好き程度、審神者だけどほぼプレイしてない、
フェス・再演を除いて一応ミュはかのゆきまでは全部見てる相方氏のフラットな見方で、
一蓮面白かったってなるなら悔い改める
と言って臨んだ5月1日のソワレです。
今回はアリーナ一桁列センター。

初日配信見てのクソ長い考察と感想ブログはここ

 

加州清光についての感想

可愛さが減って漢ぶりが上がった

初日にぶりぶりに可愛かった加州、東京楽ではだいぶ可愛い成分が押さえられていましたが
今回観たらより押さえられた印象がありました。
その分気怠い感じと男くさい感じが上がってましたね。

レポで見たけど配信では映っておらず、東京楽は見切れていて見えなかった
桜の木の前に座る時地面を軽く払う動作、
アリーナ席だったのでやっと見られました。

 

歌い方が随分深くなった

ねぇ教えてよ、の歌、歌い方が随分情感たっぷりに
深い歌い方に変えていてびっくりしました。
初演の感じも好きだったけど、これはこれで好き。

 

殺陣がちょっと変わってた

殺陣が全体的に鮮やかさが増していて、あとは伏線なのか
前は1,2度程度だった刀を揮う前にくるくると回す動作が
かなり増えていました。
初日の感じだと、くるくる回したせいで刺された感ちょっとあったからなぁ。
癖であったり勢いをつける為であったり、って感じになってました。

 

三日月への態度が考え深げになってた

三日月が出てきた時、わざわざ刀を置いて屈んで、
指で唇を触っていたんですけどこれってたまたまですかね。
それとも大阪か凱旋あたりから変えてきた部分でしょうか。
前は立って遠慮がちに見ていた印象だったんですよ。
言葉を発さず鶴丸とかに任せているような。
でも今回は苛立ちというかすごく内になにか蟠っている感じがしました。

時間遡行軍を見てかつての自分たちみたいだと田村麻呂が言うシーン、
「え?」の言い方が変わってて、個人的には初演の言い方が好きだった。
ただ何度も言うけどすごく漢っぽさが増していて、その感じの加州から発される「え?」としてはもう完全に正解だった。

大包平に手合わせを申し込まれるあたりの、いなくなったと思ってたらいてびっくりってやつ
初演だとちょっといまいちだったのが東京楽は加州が振り向くタイミングがばっちりになってて
この日は飛び上がってびっくりしてた。
面白いけど好みで言ったら東京楽くらいの驚き方がシンプルに面白かったかな、個人的には。

 

検非違使との戦いのあたりも自然になってた

検非違使を引き付けると言い出す時、初演だと鶴丸の刀を避けてるみたいになってたけど
そこもふたりの距離が修正されて自然になっててすごく良かった。

加州が検非違使に貫かれるシーン、東京楽ともまた印象が変わっていて
やられたけれどその後初日とかと比べると全然元気でしたよね。
残った力を振り絞る初日も圧巻だったけれど、物語の繋がりとしては
本丸に戻るのも後にするくらいなんだし立っているのもやっとなのより
今くらいがすごく自然だなと思いました。
刀の血を腕で拭っているのも戦いで高揚したままの
雄々しい感じで恰好良かったな。

そこまでふらふらじゃなくなったから、箱馬から飛び降りる時も
軽い感じになってるんだよね。

 

刃毀れを気にするようになってた

戦い終わった時のあーとか拳骨された時の痛!とか
初日の可愛い加州もほんとにキュートだったけど
今くらいの感じも恰好良いし、やっぱりナチュラルだった。
ナチュラルと言えば、戦闘の後爪を確認する仕草が好きなんだけど
刀の刃毀れも気にする動作が追加されてましたね。
リアルだ。よく思いつくなぁ。
回転動作や蹴りなど上体が大きく動く殺陣が多いせいか
後半の殺陣でストールが片方迷子に割と毎回なってそうだけど
この日もやっぱりそうなっていて、でも慌てず騒がす
髪を直しつつ会話の隙間で最終的にはちゃんと戻してるのが好き。
あと何度か喉部分を引っ張ってて、あーわかるー、首締まるよねーって。
ネイルにしろストールにしろ、やったことある人は誰しも分かるリアルさだと思う。

 

考えなしに突っ込むと言われたことへの蟠り

大阪公演のレポで言及されてた方がいらして、そのアドリブがいつからなのか
凱旋でも残るのかわからなかったけど、最後のお蕎麦のシーンで
「でもあのとき俺があそこで出ていかなきゃ……からっ!!」
はやってくれててすごく嬉しかったですね。残す感じなんだろうなこのアドリブは。

自分はあつかし初演の石切丸にもやもやしていて
それぞれのやり方があるだけの話なのに加州が一方的に悪者にされ
若さ故の過ちみたいにされてる脚本が嫌で。
再演では石切丸も謝ってくれたから良かったんですが。
で、一蓮では山姥切がやられて吹っ飛んだ加州に
「怯んでいる暇はない、隙を見せるな」と言うし、
ましてやあのシーンでは
大包平を助けたのに感謝されこそすれ文句言われる筋合いはない
と思ってすっごくモヤモヤしていたので、この台詞が加州から出てきたのすごく良かったです。
けどあんまり言及している方見かけなくて。すごく自分的には重要な箇所。

あとなんかぽーんて箱馬の下へ飛んでたけど七味の蓋とかでした?

 

その他全体的な話

大包平の傷を鶴丸が握るシーン、あんなSE入ってましたっけ。
なかった気がするんですが。他のシーンでも使われてましたけど。
大阪か凱旋から追加されたんでしょうか。
刀剣男士同士が実際刀をあててあの効果音が鳴るのはいいけど
阿弖流為と母禮の切り合いであれは無いと思う。
というかそれ以前に人間同士でどれだけ軽くにしたって
傷を負わせるのは無しでしょう。戦いの最中できる限り万全でいないといけないのに。

母禮と田村麻呂が話している時阿弖流為が加州と蜂須賀に歌を教えているの
阿弖流為が小声で声を出しているのが普通に聞こえて
結構気になっちゃいました。あれは口パクでいいと思うんだけど…。
ただあそこで丁寧に教えるようになったことで、ふたりの死を見届けた後
男士たちが歌うことに深みは出たよなって思います。

検非違使を引き付けている時、鶴丸が楽しそうに愉悦な感じであははって
笑うのがすごく好きだったんですが、今回はなかったのか聞こえなかったのかわからないけど気が付かなかったので残念。

田村麻呂がやひこを殺すの、やっぱり納得がいかない。
あれ、子供が来たからふたりが偽物だと気がついたって演出だと思うけど
なんであれで阿弖流為が偽物だってわかるの?
阿弖流為に子供がいるかもしれないじゃない。

阿弖流為と母禮が投降してきた時の田村麻呂の「(刀を)下ろせ」、
相方氏も「殺せ」に聞こえたって言ってた。
やっぱりそうだよなぁ。逆の意味になっちゃうから似た音になる台詞は
そうならないよう脚本上工夫すべき点だと思う…。

今回は配信も見ていたからどこで終わるか自分は知っていたけど
初見の相方さんはもう終わるかと思えば終わらないの繰り返し、
でなんかみんなが拍手してるからああ終わりなんだ、と分かる感じだったと。
刀ミュ見ていていっつも思うんですけどこれどうかと思う。
かのゆきなんかは終わりがわかりやすかったし、本丸に戻って云々がなくてすごく良かったんだけど。
戦い終わって本丸に戻って一芝居あって終わるのワンパターン過ぎるし
今回はまんばちゃんと加州の約束があったにしろ
それプラス鶴丸のシーンがあって冗長。

あと二度あるお蕎麦のシーン、何度も見てるキャラが好きな審神者は
ふたりのやり取り面白い可愛いってなるかもしれないけど
芝居としてはやっぱりやり過ぎで冗長だと思う。テンポが悪い。
相方はやっぱり全然おもしろくなかった、って言ってた。

結局刀ミュの運営がどこを見ているのかって話で
ファンがついてひとりで何度も見るのが普通、チケット取りにくいのが当たり前
推しの為なら何時間でも座ってられるでしょっていうなら仕方ないけれど
刀ミュというコンテンツではなくひとつの芝居として考えた時に
内輪しかわからない、ファンしかわからない要素が増えていくと廃れるし
演劇の裾野を広げるならコアなファンじゃなくても面白いと思い
テンポも良かったと思わせる脚本にすべきだと思う。
映画刀剣乱舞 継承はそのあたり完璧だったと思う。
刀剣乱舞を知らなくてもちょっとSFな時代劇として普通に楽しめて
刀剣男士しか語り得ない話になっていたから。

あとは正面から見ると音が全体的に大き過ぎる。
耳栓持ってきた方が良かったかもってちょっと後悔したくらい。
特に2部なんて音響の良し悪し以前の問題というか、音割れが酷過ぎた。
ずっとバリバリ言ってて
「スピーカーの限界値を越えた音を出そうとしてる」
って相方氏が言っててそれな過ぎて笑ってしまった。
あれみんな気にならんのかな?
耳の良い相方氏、やっぱり音程の狂いにも非常に厳しかったです。

 

相方氏の感想

自分は面白かったけれどみほとせを超えるものではなかった。
刃選の意味は確かに蜂須賀と加州は無い。加州はまだしも蜂須賀は何故呼ばれたかわからない。
加州は全部前フリの為に呼ばれていると思うが、もし今後そうならなければ確かにもやもやするのは分かるし、真剣必殺とか”ファンサ”要員で呼ばれただけになってしまう。

人間キャストは良かったけど人間の話は浅い。
刀剣男士の話を書く為に利用されただけで、刀剣乱舞特有の
物ならではの語れる物語、史料がないからこそ組み込めるオリジナルの展開もなかった。
阿弖流為と母禮が強いというのは台詞でしか語られないのが勿体ない。
活躍もなく、田村麻呂との友情もこれと言ってない。
あれほどみほとせ・あおさくで徳川を描いていながら、征夷大将軍も
加州に「流石大将軍」と言わせた程度。
年齢には諸説あるがあの阿弖流為は解釈不一致だった。
長老という感じで敵に恐れられる勇猛な戦士であった感じがない。
細見さんが阿弖流為でも良かったと思う。

都へ向かう道すがらの野宿のシーンで、
阿弖流為が狼の声を真似てそれだけで終わったのは確かに違和感。
なんのために遠吠えをしているのか、あの時代あの土地で狼がどういう生き物だったかが全く伝わらない。

全体的に脚本が浅い。思わせぶりなことを言わせているだけ。
たとえば加州に地方勢力云々言わせているが、新選組は地方勢力では無いし
敵も朝廷ではなかった。
浅い歴史をなぞってそれっぽい台詞を男士や人間に言わせている。

あれだけ前フリを入れていて、初期刀ではないにしろ今いる加州は二振目だと思う。
山姥切のあれも金打だと思うし、加州に話すことは余程の覚悟だと受け取った。
知るべきか知らざるべきか、という歌詞にもあった通り
加州も薄々察しているところもあるのでは。
みんなが優しさで自分に隠していることはなんとなく分かっているのでは。

寧ろここまでやって加州が二振目じゃなかったら、確かに本当になんで加州をここで出したのか、とは思う。
sayが二振目ではないとする論拠の審神者の台詞のノイズが消えている部分の最後
確かに母音は『あ』と『い』に聞こえるが、それをもってして
加州二振目説を否定するには弱い。
フェイクかもしれないし、初鍛刀が加州なんじゃないのか。
加州が折れて歌仙もMIAからの闇落ちして時間遡行軍になったから
三日月は「探している」のでは。

山姥切が加州だけでなくみんなの前で話し始めたのは驚いたけれど
おまえは実は二振り目だというところまで話すとは限らないし
蜂須賀や大包平は実は知っている可能性もあるのでは。
桜の木を植えようと発案したのは歌仙だとしても、
本当に歌仙が初期刀とは言えないと思う。

急に色々ばらまいている感じはあるが脚本が変わって
かのゆき→花影 で満を持して自分が最初から書ける本だから
布石をばらまきまくっているということなのでは。

ただそれにしても、ある程度今回で完結はさせておけよとは思うから
蜂須賀の扱いは納得がいかないのは同意だし
布石をばらまくだけでなく回収もしておいて欲しかったと思う。

 

それを聞いて思ったこと

何度も書いてるけど、初期刀誰問題は加州であって欲しかったし
じゃないとしても蜂須賀か陸奥守であって欲しかった。
ノックスの十戒的な意味で、
答えは既に出ている刀であって欲しかったんですよね。
そうじゃなくても加州にはなにかあるだろうと思っていた。実は二振目とか。記憶喪失とか。

一蓮を見て、初期刀は歌仙、初鍛刀も母音がいで終わるひと。
つまり加州は関係ない、となればただの割とこの本丸では古いだけの刀ってことか
と思ってショックだったんだけれど。
相方氏は非常に強く、一蓮を見て「加州が二振り目だと思った」って言うんだよね。
もう自分には色んなフィルターがかかっていてよくわかんなくなってきたけど
本当にそうなんだろうか。だったらまだ希望が持てるんだけれど。
蜂須賀は実は知っていて、だったら、加州が検非違使にやられた時の
「清光!」も唐突に思えるほどの折れたら、という思考に囚われるなと言う時の熱量も納得がいく。
平安末期に出陣したのが歌仙、山姥切、三日月、鶴丸、蜂須賀、加州(1振目 or ここで記憶を無くした)だったとすれば。

映画刀剣乱舞ではドロップに触れていたけれど
そこに切り込んでドロップからの歌仙回収(それが元の歌仙なのかはわからないが)なら
新しいところに切り込んでくれる脚本になるなと思う。

加州と蜂須賀残留でこの秋新作をやってくれたら。
今のところまだ流司くんの10月以降の予定は発表されていないから
ワンチャンあるとは思ってる。

んだけど、健介くんはワールドトリガーが10月から11月で発表されてるんだよねぇ。
まぁそもそもこの秋に新作が続けて来てくれるかも怪しい。
フェスもどうなるかわからないし、新作来るとして来年早々か春~初夏かもしれない。
正直さっさと話進めてくれって気持ちが自分は強いんだけど。

ただなぁ。
正直、私そこまでこの脚本家さんを(まだ)信用できてないんですよ。
これが野木亜紀子さんだ、小林靖子さんだっていうなら
まぁこっからだよねってただただ次を楽しみにできるんだけど。
花影の感想を見ても、花影見ようっていう気になれないまま一蓮観ちゃったし。

Xで参騎入れるとその次が36公演目だから
そこで歌仙を出すんじゃないかってポストを見て。
自分的にはそれは萎え気味なんだけど、確かにやりかねんとも思う…。

歌仙なぁ…。ここまで大きくなった刀ミュの初期刀を、出すの……?
最古参ですこのひとから始まったんですって?
初期から実際に支えてきたトライアルメンバーを差し置いて?
しかも刀ステの歌仙がなかなか納得の歌仙な訳で。
せめて新人ぽんってもってくるんじゃなくてある程度年齢上の
キャリアある人持ってきて欲しい。
説得力のある演技ができて2.5に出られそうな役者さんでまだ刀剣乱舞に出たことない人……
上田悠介さんとかは自分的にはありかなぁ…。

匂わせってレベルじゃなくもう歌仙でしょうって一蓮でだしちゃって
次の新作で実は歌仙でしたーで終わらせられたらちょっと本当にびっくりなんで
それはそれとして加州が二振目でみたいなのも同時進行して欲しいけど
それをもってして加州が修行行く? ちょっとなんか違う気がする。
だったら次の次?
いまつるちゃんが帰ってくるのはいつ? 他の新選組が帰ってくるのは?
いやまじで何年先?
撒いた石分は早々に回収して欲しい…。