奥さんに悪気が無いのは分かるのだが、
次はお嫁さんだね、とか彼女作らなきゃねとかは
本当に言わないであげて欲しい。
正直、自分は触るなと怒る中田くんの方に共感してしまう。
酷い言い方をしてはいけないけれど、
悪気がなくても奥さんは十分中田くんの気に障ることをし続けていると思うのに
中田くんだけが謝るし、尚奥さんは踏み込んでくるのに驚いてしまった。
ひとつ多めにサービスとか、それが優しさだと思っているのは、奥さんは幸せな家庭で育ったのだろうな。

戸井さんが非常に優秀な店員さんで素晴らしい。
こういう人ばかりではないのが残念ではあるが
知識があってプライドを持って働いている人というのは
どの業界でも恰好良い。

中田くんは未熟だから怒りでしか表現できない訳ではなくて
奥さんにされたことが不愉快なだけだし、
泣くほど嬉しい感情を持てるような出来事が単純に今までなかったのだと思う。
連載が取れて叫ぶ姿に思わず泣いてしまった。
ここまで親身になってくれる黒沢さんが担当で本当に良かったと思う。
三蔵山先生も、新人作家は業界の宝だと漫画界全体のことを考えているところが流石だ。

ダメ出しが続いて心が折れるのはよく分かる。
ウェブが全て悪い訳ではないし、
お金がちゃんと払われて作品が載って名前も出るのは
正直大きいと思う。
契約書は慣れていないにしてもちゃんと読んでほしかった。
政岡さんが電話をくれるのは有り難いな。

広告炎上、GOを出すのがおじさんたちでセンスが更新されていないというの、本当によく分かる。
これではダメだといくら若手が言っても話を聞かないからどうしようもない。
それで炎上しても始末を押し付けてくるだけで自分たちは責任を取らないし。
日本語はいろんな時代の文化が染み込んでいるから大事な日本という国の地層でもある、というのは共感する。
日本が植民地になったことがなく、日本語を取り上げられたことがないのは本当に貴重なことだと思う。