ダイヤが大関の悪行を雪の為に黙っておくのが大人過ぎた。
折角レギュラーに選ばれていたのに。
友達と疑いもなく言われて喜んでいるむっちゃんもキュンとする。
ダイヤが会ったことがない『ああいう大人』がむっちゃんにとっては身近だ。

「同じ歳で私より上手な人見たことない」は恰好良い。
才能のある人の責任を雪はきちんと分かっている。
子供のままでいることに意味は無い。
とても重たい言葉だ。
「大人になる。私は嘘をつく。でも約束も守る」
「できない人に気を遣わなくていいから楽しい」。
研人の「お前が信じているほど、あっちは子供のこと考えてないから」も、『大人』な言葉だ。

音楽が止まったらスケートは普通どうするのだろう。
雪ちゃんが悪いわけでも無いのだから、止めてやり直しさせるか
本人が滑っているのだから、そのまま滑らせてあげても良いのではと思った。