鬼塚と違って舎弟たちと信頼関係があるのかと思いきや
仲間をなくすのが怖いという葛西。

中山が千秋目当てに単身吉祥寺まで来るのは普通に気持ち悪い。
今ならストーカーと言われそうだ。
前田の女かも、と思っていたのにどういう心理なのか。

太尊が千秋に、
おまえにわかってもらおうとはおもってねーよ
俺にはやるしかない
と言うところが男臭さを感じて好きだ。
勝嗣が俺たちだってやれれたんだ、と
タイマンで決着が着く問題ではもはやない
と言っているところも分かる。

葛西の顎の痛みを単なるダメージとして受け取っている感想を
LINE漫画等の感想で見かけたが
メンタルの表現だろうと思っている。
葛西にとって、勝ちはしたが太尊は特別な相手だったはずだ。

敵にも伝わる太尊の魅力の描き方が素晴らしいと思う。
自然であざとくなく、説明くささもなく
読み手を信用した描き方が好きだ。

武器を使うのも数を頼むのも卑怯だと思うから
正道館はキャラとしてはいまいち好きになれない。

頭が負けたっていうのはどういうことかわかってない
と言い放つ葛西に、「羨ましいか」と言える太尊が本当に恰好良い。
ヒロトも、代わりに俺をやれ、と本気ではないとしても言えるのは偉い。
その後わざわざおまえはそんなこと言ってもらえないだろうと言ってしまう無粋なところもヒロトだが。

マーシーと八尋の共闘は恰好良かった。
島袋の登場も頼もしくて良い。