お前にとってただのおじいちゃんでいい。
ゴーシャの愛が深いし可愛らしくて好きだ。

別れ際にハルちゃんとのことを暴露して、レゴシだけスッキリしているのがちょっと笑ってしまう。
それにしてもせっかくハルちゃんが来てくれていたのになんてタイミングが悪いのか。
ハルちゃんもそこで誰をこの女と行けない程度にはレゴシに本気ということなのだろうか。

一生懸命バイトしているレゴシが可愛い。
初めてする仕事をするのに丁寧に教えてあげてほしい。質問しすぎると大人は怒るどレゴシは言っているが、理不尽でしかない。

サグワンさんとの出会いが良い。
海洋生物が登場するが、設定が色々と面白かった。
輪廻転生を信じていて食殺という概念も無い。
食べて食べられて穏やかでいられる。
自分などは、転生できるとしても今生が惜しいし
痛みや恐怖を恐ろしく思ってしまうが
そういったものもないのだろうか。

セブンさんの視察について行ったレゴシが、
最近の若い肉食獣は派手なものは好まないというのがなかなか深い意見。
異種族と仲良くしたいという学生と反対に
平気で同僚をラムちゃんと呼べるような肉食獣たちが
派手なものが良いに決まっていると次々需要のない靴を売り出すのが
人間界でもありがちだなと思ってしまった。
トイレが使用中だったと嘘をついて戻ってきてくれるところも紳士だし
一生懸命やってきたセブンさんがレゴシが肉食獣であるだけで
簡単に謝罪を引き出せることが悔しくなる気持ちもとてもよくわかる。

戦ってる最中に消毒しようとするゴーシャを見ると、
レゴシはおじいちゃんに似なんだなとつくづく思う。
しかしヤフヤはレゴシを巻き込まないで欲しい。

ニュースで見てすぐに面会に来てくれるルイ先輩最高だ。
しかも草食ブラックジョークまで考えて。

正義じゃなくて草食獣が好きなだけ。
それに対して気づくの遅すぎと言われるとは思わなかった。
結果救えるなら正義でいいという理屈も好きだ。
ルイらしいし、前より随分柔らかく、レゴシとの距離も縮まったように感じる。
レゴシのほっぺたをぷにっとするのが、
ハルにやっていたのと同じだ。

草食獣を食べたいんじゃなくコミュニケーションがとりたかっただけ。
自覚は大事だ。
なるべく前向きな変態を心がけるという言い方には笑ってしまったが。
ご褒美でもらったお餅をみんなで分けようとするのがまた良い子だ。
治安が悪いと聞いていたが、集まったご近所さんたちは
みんな良い人たちに思える。
オオワシのライカが
「一晩のご馳走より日々の衣食住」と言っていたのが
言葉選びは兎も角説得力がある。
ヒモというより執事か秘書のような役回りもしてくれるなら養う価値はあると思う。

レゴシが学校から飛び出してよかったと思えて、良かった。