コレットは死ぬことにした 19 (花とゆめCOMICS)

イタンもイオもいなくなってしまうの、当たり前で仕方ないことだけれど寂しい。
セラが遍歴医をやってみたいというのは、意外なような納得なような。

トルカが名前の文字を教えてもらったの、ちゃんと喜んでいてよかった。
知らないこと知るのが楽しい子なのだからそれはそうだ。
トルカちゃんが二人くらいに言っただけで流行ってしまったけれど
それをきっかけにセラたちやこの村の未来のことを見据えて
色々考えるコレットは本当に偉いし
コレットから提案される前に考えてくれていた
村長もタイラさんも良い人だ。
「君に村を一人で背負わせていたあの頃と違う」
という言葉にじんときた。
薬師にならなくても文字や計算を覚えるのは
可能性が広がるから子供にとっても村にとっても良いことだ。

ポーラはちょっと優しすぎる気もして心配になることもあるけれど
ありがとうと言われたら追い風になるのはよく分かる。
ササラちゃんもそうだった訳で、コレットがちゃんと薬師を繋ぐ種をあちこちに蒔いているのだなと思う。


ハデス様と結婚するとしても、
しなくても毎日会いに行くことを考えると
先日までの旅設定が一番良いのだということを
コレットも読者も考えるところだろうか。

忙しくて冥府に行く時間が取れないコレットへ
手紙を送ってくれるみんなが愛おしい。
ハデス様の青服についての書き様がとても素敵だった。
薬師みんなが嬉しい表現なのではなかろうか。

ヘルメス様がコレットとの旅をゼウス様に自慢しているのが可愛い。
猫の姿でこっそり会いに来るゼウス様もまた可愛いし
こっそり来ただけなのに”お節介”を焼いてくれるところが素敵。
それはみんなが途中でやっぱりやめるのもよくないけれど、
合わないと思ったのにやめるが言えない仕事にしてしまったら
かえって薬師の門戸が狭まってしまう。
お節介が成功したことを「いいことがあった」と思ってくれている神様優しいなぁ。

コレットの不安に気がついてくれて、
甘えていたと自分から結婚を申し込んでくれるハデス様が本当に素晴らしい。
花嫁さんをお出かけ先で見かけなくても、プロポーズするつもりでいてくれたところも良い。

折角の幸せな時間も束の間、急患で場を離れるコレット。
一方万引き事件に巻き込まれるハデス様。
正直嫌な予感しかしない。