タイトルから想像したのとだいぶ印象が違った。
社畜と言いつつそこまでブラックではなくて
共感しやすいヒロイン、定時で帰る仕事のできる上司。
恋の始まり方が随分大人だったが
絵柄も可愛らしくて微笑ましい。

働き方改革と言うなら残業させないという表面的な事でなく
定時内に収まる仕事量にして欲しいものだ。
時間内に仕事が消化できないのは自分か上司が無能。
まだ残ってる人がいたら帰れないのはブラックあるあるだと思うが
なら定時内に仕事を振れよと思うし
無脳がいたら一生帰れないし、仕事ができるだけ損なシステムで本当に良くないと思う。

持ち帰りでやったことを知らなくても
資料がいらなくなった時点で言え、そして謝れと思っていらっとした。
仕事を後輩に振るのも先輩の役目というのはその通り。
嘘をついた後輩になぜごめんね誤送信見ちゃったって丸山さんが謝るのか。
ただ、三森からしたら信用されていないと不貞腐れる気持ちはわからなくもない。

まるちゃんを待つ為に缶コーヒーを買う所が良かったし
それをふたりで飲むのも微笑ましかったのに
キャンプに誘われてあっさり「行きません、仕事があるから」というのには苦笑い。
自分は課長派だから残業はまだしも休出は信じられない。
「定時に帰る理由なんて定時だから」全くその通りだ。

あの手この手で仕事をしようとした課長を
労務システムデバッカーと呼んでいるの面白すぎる。
自分が残業するから後輩も残業するというのもその通りで、偉い人が定時で帰るのは良い事だと思う。
緊急性の仕事が無いなら帰るべきだ。
食事中まで押しかけて来るのもイライラする。
その分休憩時間が延長されるならまだしも。

健康管理もできずに社畜を名乗るなは名言だし
健康的な社畜でいたければ俺と一緒に住めというのがすごいパワーワードだった。