めーやさん目当てで観に行きました。
前回はチケット取れなくて、配信も音声だけというので
それは朗読『劇』の意味無くない?と思ったので観なかったんですよね。
ということで今回全くの初見です。

公式Twitterしか情報が無くてURLはboothだし、
ツイートも詳細はフライヤーをチェックと言いつつ
開場と開演時間しか書いて無くて全然詳細がなくて
普段観に行っている劇とはだいぶ違うな…と思いました。
小劇団でももうちょっと情報があると思う。

会場もシアターグリーンとしか書いて無くて
勝手に前行って見やすかったから好きな小屋だと思っていたら
BOX in BOX THEATERだったので前とは違う劇場でした。
ので狭かった。

開場15分前に着いたら待機列ができていて、
お客さん同士で情報交換しつつ整理券番号順に並ぶタイプでした。
スタッフさんもいて声掛けはしてくれます。

めーやさん関連のリアイベ参加はこれが初めてだったんだけど
悪い意味で若い方が多くて、待機列でも劇場内でもマナー悪くて閉口しました。
人にぶつかっておいて謝らないとか、開演しても帽子を取らないとか
開演ぎりぎりまで立って客席内で固まってお喋りしているとか
客席内で飲食をしているとか、びっくりすることばかりでした。
スタッフさんも会場内は特に回って無くて注意もしてくれないし。
観劇慣れしてないんだろうな。
というか、劇と言いつつ劇として運営してないのかもともちょっと思いました。

元々朗読劇ってあまり好きじゃなくて、その理由は
台本を見たままただ喋るだけの、スキルが無くてもできる名前だけの芝居
という印象がすごく強かったから。
でもコロナ禍で客入れもできない劇場や配信でもせめて芝居をやりたい
という情熱の下で上演された多くの朗読劇は、
動きや演出も勿論役者さんのスキルも素晴らしくて
きちんとやれば朗読劇もきちんと面白いんだなと思い直したところだったんです。

オードブルは、本来の朗読劇のイメージそのままでしたね。
衣装も舞台装置も小道具も無し。SEとスポットの強弱だけ。
演者さんはやっぱりイケボの人揃いだし一定のレベルはあるけれど
プロとして芝居ができるわけじゃないし、
入場と退場時に一礼するだけで挨拶もファンサもなく
台本に目を落としてずっと俯いたまま。
折角客入れしてるんだし、台本は確認でちらっと見て
台詞を言う時は会場を見てお芝居をして欲しかったです。

詩人さんは比較的客席を見て演技してくれてた印象。
めーやさんは役柄に合わせていつもより低い声で、
地声より低い声出しててちょっぴり舌っ足らずなお芝居誰かに似てるなって
ずーっと見ている間考えてたんですけど、綾野剛さんだ。
キュートさもあるお芝居で好きでした。

お話自体は面白かったけど、日本語の使い方やアクセントの違いは結構気になったし
演出入ってるはずだけど役者さんへの指導はなかったのかな? と疑問。
あとものすごく気になったのが間。
台詞を言い終えてから効果音を流すまでの間がものすごく悪い。
え、今これなに待ち?って何回も思いました。
それももしかしたら演出なのかもしれないけど、すっごく引っかかった。

あとこれはお話の内容ちょっとネタバレだけど
あんまり説得力がないままクライマックスに入られちゃって
シン・ゴジラかな? ってなって共感できなかった。

カテコ的なのも一切無しだし、これは確かに配信動画でやる意味ないかも
とは思いました。
お客さんの空気感見ていても、
推しに会う為に来る場所で、お芝居を観に来る場所ではなかったのかも。

悪くはなかったけど、今後再演や新作があっても多分リピは無いです。