ネタバレあり

高耶派の自分としては、譲と同じ気持ちで、
景虎の任務のせいで高耶本人の人生が滅茶苦茶になっていくのが居た堪れない。
甘いとか覚悟が足りないとか千秋は言うけれど、
出席日数くらい高耶の分も催眠暗示でどうにかしてやれよと当時激しく思った。

単なるまやかしで譲の自己満足に過ぎないとしても、
せめて修学旅行くらい一緒に行きたいという気持ちは理解出来る。
にも関わらず、修学旅行中に事件が起きてしまい…譲も気の毒である。

千秋との掛け合いが多少救い。

自分は広島には行ったことがなく、修学旅行も長崎だったのだが
いつか行ってみたいなとこれを読んで思った。

また、昨今毛利氏について多少学んでいたところだったので
毛利や小早川などが出てくるところは興味深かった。