見るもの全てが珍しい新天地。
予想通り手強そうな姪っ子。
よくありがちな性悪という感じではなく。
料理のことを知って余計拗れるかと思いきや
思いの外すんなりうまくいって良かった。

ダフネがなんだか良いキャラで好きだ。
女が画家なんてと馬鹿にされて、どこも同じだと笑えるアルテは強い。

告げ口を恐れるカタリーナに
「あなたから好きなものを取り上げるために来たんじゃない」
というのが好きだ。
心配してのことだったのに、勝手に部屋に入った事を謝るのも良い。
カタリーナが料理をしている姿は本当に生き生きとしていて素敵。
上品だとアピールする為に折角の食材を不味く調理して食べる。
挨拶の仕方もアピールに過ぎない。
だから、そんな恥ずかしいことをしたくない。
カタリーナの理屈にすっと納得がいってしまった。

ユーリに誰のため、なんのために雇われているかと
確認するところが本当にアルテだなぁとしみじみ思う。
ユーリが期待するのも当然だろう。