玉木先生の教え方は好きだ。
奏にも合っているように思う。
型を知っていれば逸脱する意味を考える。
よく勘違いされがちだが、型破りは型を知ってこそ破れるもので、
基礎も知らずに滅茶苦茶をやることではない。

踊りに限らずなんでもそうだが、生身の人間がやっているものを生で見るのは格別な意味があると思う。
あの熱は画面越しではどうしても伝わりきらない。

奏が明るくて挫けないところが相変わらず凄いと思う。
言語の壁は勿論、そっけない態度を取り続けられてもそれを乗り越えてしまう
ポジティブさ。
知り合いもどんどん増やしていけるコミュニケーション能力があるし
現実ではもっと陰湿なこともある世界かもしれないが
ただただ微笑ましく読んでいられる。
いろいろな国の人と接する奏が、自信がなくても片言でも
英語でどんどん会話をしようとする姿は頼もしい。

人が踊る理由に正解なんてない、君は自由だ
と言うガレル先生の言葉が良い。
この先生は個人的に教え方が好きだ。