綱吉が桂昌院の為を思って従ってきたものを、
諦めることに決めて自由になる姿を
打掛を脱ぐことで表現しているコマが美しい。

右衛門佐の愛情と、吉保の愛情の対比が壮絶だった。
右衛門佐の「…生きるという事は 女と男という事は!
ただ女の腹に種を付け 子孫を残し家の血を繋いでいく事ではありますまい!」
という台詞が沁みる。

江島生島事件の描写は、陰謀説を取っていることもあり
非常に凄絶。