トーカちゃんを守る為に自分から捜査官に挑み、
一度決めたら本気でやらなきゃ駄目なんだ、
と決意をするカネキくんが恰好良いし、
喰種も人も、大事な人を失うことが辛いのは同じだ
と気付けるのも伝えられるのも、
人間でもあり喰種でもある自分だけだと
気がつくところが鳥肌がたった。

真戸さんのやることはいちいちえげつないが、
それも喰種に人間並の感情が無いと思っていて
人間ごっこをする姿にもヘドが出ると思っているからで、
ここに至るまでの恨みもあると思うと
一方的に真戸さんが悪人とも言い切れない。

「僕を人殺しにしないでくれ」という金木の言葉が
亜門に少しでも響くことが一縷の望みに感じる。