The Brow Beatの記事目当てに購入。 HAKUEIさんの言っていることが解釈の一致で非常に気持ちが良い。 当初はステージに立つつもりすらなかったHAKUEIさんを ツインボーカルまで引っ張り出したRyujiが凄いし、 それだけRyujiに魅力があるというのが素晴らしい。 HAKUEIさんが人気の2.5次元俳優をプロデュースしてあげる、という次元じゃなくて HAKUEIさん自身Ryujiに惚れ込んで一緒にやっていて楽しいし 面白いことが出来る、と思えているところが最高だ。 確かにRyujiがいるから一歩下がっていられることの楽しさもあると思う。 Ryujiはステージに立つべくして立っている人。 そうじゃない人がステージに立っているときの歯がゆさは確かにあるし、 商売なにだからそれでもお客さんが喜んでいれば良いのだろうが 「そこにロマンはない。荒削りだろうがなんだろうが、ステージに立ったとき成立する空気を持ってる人にロマンを感じる」 のは共感するし、「彼はそれを持っている」という言葉に頷く。 Ryujiが、子供の頃から見ていた人が自分の書いた歌詞を歌ってくれる興奮と言っていたが それはそうだろうなと思う。 本番は持ち前の度胸でガンガンいけても、リハのときにふと目があってあって思って緊張しちゃう感じもよくわかる。 あちこちで言っているが、 「オレはいずれ自分でバンドをやって、ロックシーンを昔に戻したいんですよ。絶対にそれはやろうと思っています」 というRyujiの言葉は本当に痺れるし、それに対してHAKUEIさんが 「じゃあ、今やろうよ」と言ってくれたのも有り難い。 バンドはライブありきで、CDはあとからついてくるもの という感覚も同意できる。 配信ツールがノンアルビールみたいなものというたとえに笑ったが、 確かにそれじゃないけどないよりマシだし、なんならそれでも酔わせられたら勝ち。 「音が割れてなに歌ってんのかわかんなくても、伝わったら勝ち」 っていうのは、完璧なものが求められがちな現代で 珍しいかもしれないけれどすごく原始的で大切な感覚だと思う。 Ryujiくんは聴いてくれた人の人生すら変えちゃうような音楽をやっていきたいというけれど 音楽は本当はそういうものだったと思うし 彼のそういった思いや覚悟は間違いなく伝わっていると思う。 バンドってお金かかるしメンバー集めるのも練習も大変だし今の時代に向いてない、というのは確かにそのとおりで、 忙しいしひとりでパソコンで音楽が作れる時代。 なんならそっちの方がクオリティが高いのが出来たり 再生数が稼げたりする。 「けど僕らは人間同士が肉弾戦で奏でる音楽を共有したい。それでしか味わえないものがあるから」 発言の全てに共感できるし、今後の活躍にますます期待している。