著者 :
ポニーキャニオン
発売日 : 2021-07-06
インディーズとメジャーの違いがあやふやな現代で
敢えてインディーズで3年間経験を積んで
メジャーデビューを果たす。

日本の音楽シーンを少し前の状態に戻したい。
Ryujiが言うこの思いがひしひしと伝わってくる。

コロナ禍で叶わなかったが、ラストインディーズのライブで
無料でCDを配布したり
記者会見をして、華々しくメジャーデビューをし
各テレビ番組とタイアップ、
しかもアニメのオープニングできちんとそのアニメの為に
書き下ろした曲というのも胸が躍る。

そのハレヴタイはアニメのオープニングに相応しい
明るく突き抜けた聴きやすい曲だが
その実サウンドはゴリゴリ。

3パターンのカップリングの
21グラム、シンデレラ、Grind Age
それぞれは、ハレヴタイが明るい分我慢できなくなった、
というだけあってそれぞれに特色のある歌詞、
ダークな部分も滲み出てそれがまた最高に恰好良い楽曲
に仕上がっている。

インディーズではRyujiがメインだったが
晴れてツインボーカルになったことで
ライブも含めどのような変化を見せてくれるのか、
そしてどのように変わらないのかもまた楽しみだ。