【読了】かげきしょうじょ!! 7 (花とゆめCOMICS)

ネタバレあり

自分はサリエリなんだと思う紗和ちゃんの気持ち、分かる気がする。
接戦だったと聞いて慰められるより、深く落ち込んでしまうところも。
自信があって努力家で、今までそれなりに周りからは一目置かれてきた人こそ
自分は凡人なんだ、天才には敵わないのだと気付くことは血反吐を吐くほど苦しい。
きちんとしているのが当たり前と思われて一度の過ちも許されない。
恐らく同じ様な悩み方をしたことがあるだろう竹井先輩が
努力は裏切らないし今はワクワクしかない、
一年後杉本さんもきっとそう思ってるはず
と言ってくれるのが嬉しかった。
杉本さんが予科委員で良かったと思ってくれているのも報われる。
人前で泣くのが屈辱なの、自分もそう思うので気持ちがわかる。
後でトップ様に素敵、男役でも娘役でもいけそうと言われるシーンもあって、相当嬉しいだろうし
見ている自分も嬉しくなってしまった。

大木先生がさらさを選んだのが、
幸甚指数がちょっぴり多いと判断したから
というのはかなり納得がいく理由だった。
愛故に壊れゆくティボルトより、
心を曝け出すティボルトの方が萌えるし共感する。
流石紅華OGだ。

大晦日をさらさの家で当然のように過ごしている愛ちゃんが馴染んでいて可愛い。
2人の友情が本当に可愛らしくて良いのだ。

未熟な君達の唯一最高の存在感は若さ。
安藤先生のアドバイスがとても的確だ。

さらさの代役を申し出る愛ちゃんの理由が、
自分がこの中で一番嫌われ叩かれる事にもなれている、
舞台のリスクを最小限に抑えることができる
と自ら述べるところが、今までJPXでどんな思いでいたのか
そしてその頃の負の経験も今最大限に使おうとしている彼女の覚悟を思わせて圧倒された。