ネタバレあり

靴擦れして疲れていて、テレビでふと見たのが靴職人で
というのがわかる感じ。
陽子さんが仕事に点数つけて欲しがるのも
良くないことだろうけれど気持ちはわかる。
100点の靴と言っても、人によって違うから答えはひとつではない。
”完璧な靴”ならマシンメイドでいいというのも納得した。
ほかほかの履き心地という形容が好き。

ハンドソーンマッケイ製法というのを知らなかったが
手が小さい方が有利で、だから男性で手が小さい方で
欠点に数えられがちかもしれないところが利点になる
というのが良い。

技術はいい靴のための手段で
技術のための靴であってはいけない。
技術を残すのは職人だけではできない、
靴を愛する人がいてこそ
というエピソードがとても素敵だった。