ネタバレあり

拘束していたZQNを練習台にするというのが、なんとも気持ちが悪い。
慣れさせるという意味では確かに効率が良いのかもしれないが。
もし噛まれたらせめて一匹倒してプラマイゼロにしろと言うが
ZQNの数は変わらなくても、 人間の数が減ってしまうのでは。

おばちゃんが思っていた以上にいい人だし戦力になる。
何者なのだろうか。随分 肝が据わっていると思う 。

ZQNの侵入を許してしまうが、窓は塞がないと安心できない気がする。
不注意とは言え、とても気の毒な展開だ。
この場合は加勢したおばちゃんも一緒に関係するべきではなかったのだろうか。
ルールが徹底しているようでいていまいちされていないと感じることがある。
拘束されていた女性とショートカットの人は知り合いだったのだろうか。
幻覚の描きかたがあまりにも巧みで恐ろしかった。

たかしが「こっちこっち」とZQNに対してを囮になろうとして
実際に来た時に「来たぁ」と慌てているところがリアルだ。
葛西用水路の船が無くなっているのがショック。
たとえあったからといって逃げられるとは思えなかったが
それでも希望がまた一つ潰されたような感じがする。
そして、クルスが助けてくれないところがもう本当に怖い。
たかしが犠牲になったことで他のみんなが逃げられたことになる。
ZQNは動物には反応しないのだろうか。
おばちゃんは相変わらずかっこいい。
二人を頼むと言われたときも「任せな!」というのが
根拠は何もないはずなのにとても頼もしい。

恰好はめちゃくちゃのはずなのに、
三者の戦闘シーンが格好良く見える。
たかしがクルスに勝ってクルスになる。クルスとは何者なのだろうか。
これからたかしが指導者という立場になっていくのか?
個体名ではなく、ZQNウイルスと共存できる人間の総称ということなのだろうか。