ネタバレあり

久喜が舞台で、灯籠祭りなどの風景も描かれる。
「ロジャース行きてぇ」にちょっと笑ってしまった。

外出した者は感染を疑って一定時間拘束の上隔離。
理に叶っていると思う。
それくらい徹底しないと生き残れない状況だ。
マスクなんかの装備もすぐ洗うなりすべきだと思うのだが。

段々テレビも見られなくなり、情報を得る手段も減っていく。
原子力の話は、 つい東日本大震災を思い出してしまう。
本当に実際はしばらく電気が保つものなのだろうか。

ZQNたちが
南に少しずつ移動しているというのはすごい発見だと思う。
目的が何なのか、集合したら取り返しがつかない事になる可能性もあるが
とりあえず自分なら北に逃げたいと思うだろう。
彼らは何をエネルギーにして動いているのだろうか。
呼吸もしていないのに嗅覚と聴覚ははあるのか。

そしてクルスはどういう存在なのだろうか。
信用できるとも思えないが、毅は自由にさせているようだ。
無線が繋がるのが、事態を解決することにはならなくても幾許か心強い。
言葉遣いから言って中田さんということか。
アウトレットモールからメールを送っていたのは誰だったのだろうか。

春樹は兎に角うざったい。
みんな、この小さいコミュニティの中でよく仲間割れせずにいられるものだと思う。
「やばくなったら基地にも監視小屋にも近づくな。一人のせいでみんなが危険になる」
正論だけれど見捨てられたような気持ちになるし、武闘派ではないのに
と思う反面、こんな状況になったらそんなことも言っていられないだろう。
こうした小さな経験から積み重ねていくしかないのは確かにそうなのだ。

自分がこの状況に置かれたら、立てこもるくらいしかできず生き残れる気がしない。