お金の減らし方 (SB新書)

著者 : 森博嗣
SBクリエイティブ
発売日 : 2020-04-07
タイトルが面白そうなのと、筆者が森さんだったので読んでみた。

仕事というのは「嫌な思い」と「お金」を交換する行為なのである。
お金がないから、と言い訳に使うのは相手に失礼
偉そうな人は偉くない人
といった書き草が森さんっぽくて面白い。

自分で買ったものは自分が欲しいものだから売る気になれない、
なぜオークションやフリーマーケットで売るのか。よく考えず衝動買いしているのではないか
というのもかなり共感した。
欲しくて買ったので、いらなくなるということが自分には無いからだ。

ただ、飽く迄もエッセイとして読むものだと思う。
期待したようなマネーリテラシーや資産運用は全く関係ない。
お金が欲しくてバイトのつもりで書いた小説が大当たりした、という人だから
「お金は必要ない」という程度には既にあるのだ。一般人には参考にならないだろう。

筆者の考え方が記してあるだけなので、まったく同意できなと思うことも多い。
スマホが不要、お金がもったいないとか、
車は見栄で買うものとか、そうは限らないし、
別にスマホゲームでも楽しいなら課金するのはけして無駄ではない。
持っていることで気持ちが上がるなら、車を見栄で購入しても良かろう。
人の価値はそれぞれだ。