映画ドラえもん のび太の魔界大冒険 [DVD] 感想

ドラえもん映画の中でかなり好きなお話。
物語の構成がとても素晴らしいと思う。

普段から中々登場機会のない出木杉くんが
今回も冒険メンバーには入れてもらえないものの
のび太の話を真面目に聞き魔法の説明をしてくれる
というのも好きな点。
のび太の妄想から始まりもしもボックスを使うまでに
石像の不思議なエピソードが入れられ不穏な空気を醸し出す。

魔法の世界になっても努力やお金が必要と分かって
ひとつでも魔法が使えるようになりたい
とのび太くんが言い出すところも好きだ。

満月博士の話が本当で、地球救う為には君たちが必要
と言われて初めは怖気づくのも子供らしくて良い。
それでも考え直して集まるところもドキドキする。
石ころ帽子で仲間の姿が見えなくなるなどのピンチや
ただの衣装だった帽子が役に立つ面白さもありつつ
子供心にどきどきしながら見たものだ。
美夜子が囮になろうとしてくれた時に
「女の子を置いていけない」と言ったり
パラレルワールドになるなら解決ではないと助けに行ったりするのび太が恰好良い。

魔王を倒す為の武器が残り少ないのを、
ジャイアンに託してすかさずビッグライトで大きくして
という連携も気持ち良い。

最後の「まさかね」というオチも好きだ。
大冒険というタイトルにふさわしい物語。

新魔界大冒険のアレンジもこれはこれで好きだ。
https://teardrops.asazakura.com/archives/52674