TBSにて2話目視聴しました。
面白かったです。ただ個人的な不安は拭い切れない感じですが。
予想よりたくさん翔琉君が喋ったのと、
意外に次の話でもキーパーソンになりそうなんでしょうか。
楽しみですが、あと2話でどう収めるんでしょうか。
まさか続きはWEBで、とか映画で、パターンもあるんですかね?

アバンタイトル

悪夢を見て飛び起きる凛。思わせぶりです。
この手が誰のものなのかっていうのはヒントになっているんでしょうか。

そして凪沙と征行の痴話喧嘩はなんなんでしょうか。笑
面白いからいいですけど。
それにしても狭い部屋に自転車が2台あるのが気になって仕方ないです。
ただの飾りで一度も外で乗ったことがないのなら
百歩譲って無しじゃないですけど。
二人でツーリングとかしてる設定なのかな。似合いそうですが。

みんなそれぞれマイペースに
仲睦まじくシェアハウスの生活を送っているように見えます。

でも考えてみたら、人のシャンプーを使う、また使った、と言われるほど
そして使い切るって、もう何ヶ月生活してるんでしょうか?
朱音さんくらい髪が長いならまだしも、ふたりともあの長さで
シャンプー使い切るって実は長期なんですか?
それとも使いさしをそのまま持ち込んだみたいなことなんですかね。

あと、自分用なら兎も角みんなで飲むものは口をつけて飲んだら駄目だよ。
雑っていうか普通に不衛生だよ翔琉君。
口つけて飲んだらその時点で雑菌がどんどん繁殖するんですから。
人のパンケーキつまみ食いするのは良いとして、
よりによって確執があるとされる悠輔の物を取るのは違和感。

 

Aパート

凪沙と征行

アバンに引き続き凪沙と征行のじゃれ合いが可愛いんですが、
打って変わっての
「何度も言わせんな。決めたことだろ」。
これまた思わせぶりです。
ただダンスレッスンをしていたところに守屋さんが来たように見えましたが
そうではない、ということなんですよね。
鏡があるのだし気がついていてわざとわちゃわちゃしていた……?

 

悠輔

今回も取材という体ですが、こうやってそれぞれの現場に
密着していくパターンのようです。

悠輔のインタビューで、Stellar CROWNSはユニットであり
歌とダンスを中心に活動するということがわかりました。
朱音はこのプロジェクト参加を楽しみにしていたから
自分の意思でいなくなったのではない、と。
また「電話にも出ない」と言うからには度々架けてみているのでしょう。
ということは、電源は入っていてコールはするのでしょうか。

ここだけの話にしてくれと言うなら、撮影はやっぱり止めさせてから
話すべきだと思います。

 

ここで借金がある話が明かされましたね。
人のそういう話を本人に了解も取らずべらべら言う人は信用できませんけども。
借金があるなら金の為ならなんでもするよね、朱音ってなんで失踪したのかな
って、守屋さんかなりぶっこみます。
あとで、わざと怒らせたって言ってはいますけど、普通に失礼というか
本当に相手が犯人なら、こんな正面切った鎌掛でボロを出すより
あ、こいつも消そう★ ってなるだけな気がします。

 

黎士郎

日本でもラジオのお仕事をしているんですね。
前回の不穏な雰囲気は今回はあまりなく、守屋さんから突っ込まれる前に
朱音のことは知らない、誰が守屋さんに発注したの? と訊いてきます。
よく知ってるね、と守屋に突っ込まれますが、この辺りは
単に守屋のファン設定だから知っているだけ、という感じでしょうか。

 

翔琉

今回もトリの位置でインタビューを受ける翔琉君。
振り返って相手が守屋さんだとわかって表情を変え、
溜息をついて荒い感じで鉛筆を置く割には、
「少しなら」インタビューOKなんですね。断るのかと思いました。
仕事だから? 真面目、なのかな。
役者さんが自分の好きな佐藤流司さんだということを差し引いても
なんだか翔琉のキャラが今の所一番好きになってきました。
この後の台詞もそうですが、ストイックな印象なんですよね。
しかし守屋さん、プロのボーカリストに「歌がうまい」って失礼だな。

1話で朱音がいなくなってから加入したと明かされた翔琉 。
確かに世間的にも相当なプレッシャーだと思うんですが、
後釜に立候補した理由を訊かれて、
「いろんな意味でメリットがあると思ったから」。
「天使だろうがなんだろうが関係ないです。
比べられるのが怖いなら最初からやるなんて言わない」。
物凄く恰好良いなぁ。自信がある、というわけではない、と。
では、なんなのか。
こういう台詞もつい裏があるのか疑ってしまいます。

ここでまた怒らせに入る守屋さん。
朱音がいなくなって本当は嬉しかっったんじゃない、と言われて
ここまでぶっきらぼうでも敬語で答えて、カメラを見たり視線を外したりしていた翔琉君、
「なに言ってんだお前」
「なにも知らない癖に勝手なこと言うなよ」
「うるせえ。お前に朱音さんの何が分かる」
と血相を変えます。
その割にカメラのずらし方は優しかったですが。笑
突き飛ばすくらいはしてしまう勢いなのかとハラハラしました。

 

Bパート

社長登場

さっきお怒りモードだった翔琉君、「社長!」って言い方が可愛いです。
3人でわちゃわちゃシュークリームを食べるという。
馬喰横山で買ったってどこで買ったんですか社長! 笑
馬喰横山滅茶苦茶勤め先の近くなんで気になるんですが!

馬喰横山近辺の有名なシュークリームって、
人形町のシュークリーさんくらいしか私は知らないのですが。
因みにここ。

並びますがとっても美味しいです。

それはさておき。
翔琉君はシュークリームはお口に合わなかったのでしょうか。
仲良さそうにしていましたが、社長が帰ったら「やっと帰った」って感じなんですね。
出入り口に自転車がありましたが誰のなんだろう。
というか、普通シェアハウスだったら、自転車は自室か外の駐輪場っていう
ルールがありそうなもんです。

 

隠しカメラ、見つかる

社長が挙動不審だったからって隠しカメラを疑う凛君。
その発想に至るにはもうちょっと根拠が必要な気がします。
それを聞いた翔琉、「うちの社長ならやりかねない」。
あ、そんな感じなんですね? 苦笑

隠しカメラがあるかもしれない、と伝えるのにわざわざ外に出た凛。
外にはカメラが無いという根拠も無いし
映像だけなのか音声も撮られているのか、
普通に捜索して外してしまったら相手にはバレバレで
外に出て伝えた意味がないのでは? と思うのですが。

デスノートの月ですら、死神の力を借りないと見つけられなかった
隠しカメラ。

DEATH NOTE 3巻 より

2人はよく見つけましたよね。全部じゃないとしてもよくわかったな。
後からちゃんとツールを使って探しておかないと
まだ残っているのでは。

多分カメラってこれに類するものだと思うんですが。
このタイプって簡易設置できるだけに、電波を飛ばさないし
バッテリーの持ちも良くないはずなんですよ。1~2時間くらい。
SDカードに保存されるから、都度回収に行かないといけないし。
でも機材車で、監視カメラの映像モニターしてるシーンがありましたが……。



黎士郎君、守屋さんを引き止めるのに人生相談を持ちかけます。
守屋さん、突然の訳の分からない相談なのに
ちゃんと答えてくれていていい人そうなのですが、
ちょっと気になったのが自分は海外で暮らしていた経験がない、
と言ったこと。

1話のCパートで凛が翔琉に見せた守屋さんのサイトには、
『海外にて1年間映像制作について学ぶ』とあったので
暮らしていた経験はあると思うんですが……。
『海外』『帰国』って読めたんですけど違うんでしょうか。

さっきも「引き止めろって言われたし」と口走っていた黎士郎ですが
一度目のは聞こえてなかった設定なのでしょうか。
二度目にして訝しげに問い返す守屋さん。

凛と翔琉、見つけて取り外した隠しカメラを守屋さんの前に出します。
なんと真っ向勝負!
守屋さんの反応も、「これをどこで」って可笑しい。
どこもなにもないじゃないですか。笑
しらばっくれるなら、「どうしたの? なにこれ?」だし。

ドキュメンタリー撮影の為だ、と答える守屋さんに、
「そのために監視カメラってちょっとやりすぎじゃないですか」と翔琉。
いやまったくそのとおりなんですよね。

1話では、ドキュメンタリーを撮るのに、朱音の話題を避けるのも不自然
と悠輔に言っていた守屋ですが、
凛曰く朱音の失踪はプロジェクトではタブーで、
撮影しても世間にはだせないのだと。
話が違うような。
凛と悠輔の捉え方の違い、なのでしょうか。
タブーなんだったらそもそも、ドキュメンタリー撮影に託けて
調査するのが無理だったのでは。
こっそり調査しているのは隠しカメラの件だけで、
ストレートにみんなに訊いてしまっていますし。
そしてあっさり白状しちゃうんですね。

しかしお怒りモードの翔琉君が怖いです。
失踪について探っているとか 、と凛が突っ込むと「凛!」
と咎めるような感じで名前を呼びましたけど、守屋さんを問い詰めるつもりで
二人はカメラをはずして持ってきたのではなかったのでしょうか。
二人の間で思惑が違った、ということ?
「そうなんすか守屋さん。守屋さぁん!」
という言い方も、いつマジギレしだすかとドキドキです。
横でずっと立ってるのがまたね。

1話から含みをもたせていた朱音と守屋の関係。
腹違いの兄弟とか恋人同士とか重めの関係なのかと思ったら、
高校の同級生ということで意外と普通で
自分としては肩透かしでした。
3人は物凄く驚いていましたけども。

朱音さん、守屋さんとたった二人きりの兄弟とか
天涯孤独の身なのかなと予想していましたが
やっぱりそうなんですね。両親と兄は亡くなっている、と。

仲良しだったとしても、年下とは言え場合によっては
犯人かもしれない人たちを怒らせてボロを出させようなんて
随分無茶な捜査です。
「流石簡単には喋ってくれないね」なんて言葉が出るからには
喋らないだけで朱音に関する何かを隠しているという
ある程度の確信がありそうなものなのに、信じるなんて言い出します。
「 知ってて欲しいってのが本音 」という気持ちはわからなくもないですが。

この後で
「でももし君達が嘘をついていてそのせいで朱音が傷つくようなことが
あったとしたら俺は君達を許さない」
という台詞も出るのですが、人を傷つけるような相手だとしたら
こんな宣戦布告しちゃうのもどうなのかと思いますし。
ここまでのことになって、今後も普通~に密着取材を続けるのでしょうか。

このシーンだけではないんですけど、
「なんで 朱音 さんのこと俺たちに訊くんすか。俺たちのこと疑ってんすか」
「俺たちは関係ない」
翔琉君の視線の使い方が気になるんですよね。
流司さんの演じ方って結構視線を強く合わせて、逸らして
というのが印象的なのですが、単純に流司さんが演じているからなのか、
役作りなのか、思わせぶり演出なのか。

「信じる信じないは君たちの勝手だ」と言われて
「その言葉そのまま返します」
という言葉かなり強めです。

 

視線の向きを深読みする

翔琉君が守屋さんと対峙している時、守屋さんから視線を外しているときの向きって圧倒的に左側が多いんですよ。
簡単に言うなら、嘘が右、本当が左。
もう少しきちんと言うと、自分の中にないものを想像しているのが右
自分の中にある体験を思い出しているのが左。
あとは、相手に好意を抱いていないとされる左右に逸らすことも多い。

深読みすると、
なんで後釜で入ろうと思ったのかという会話をしているときは
音楽や言葉について思い出している。
(自信)そんなんじゃないです、の辺りもそう。
聞いたもの、触ったものを思い出しています。

凛に外に誘われた時も体感覚、つまり、外の空気感なんかを
思い出したのかなと考えられて、これは普通。
カメラがつけられてるという話をしているときも、
まじかよ、と言いながら体感覚を思い出している視線。
あとは、 首を触る行為も多くはネガティブな感情を示します。
凛が「俺たちか若しくは俺たちの内の誰かが」疑われている
と言った時、翔琉君の視線の逸し方が下だったので、これは恐怖や警戒。

守屋さんが、朱音が無事でいるのか、と言ったときは思考モードで
俺たちは関係ないと言っているときも聴覚記憶。

一言でいうと、やっぱり翔琉君はキャラ設定通り
嘘はついていないんですよ、多分。

2話の冒頭みたいなことをやっていたら、視覚記憶を思い出すか
嘘を考えようとするので左上か右側を見ると思うんですよね。
あとは単純に台本を思い出そうとしていても左上だと思うけど。
流司さんが音で覚えるタイプなら左横を見て思い出すのはありえますが
どうなんですかね?

 

Cパート

高校生時代の朱音と守屋の回想。
しかしいくらふたりとも顔が整った方だとは言え
三十路でブレザーで高校生っていうのはちょっと無理があるよ…。
サラリーマンかな? ってなってしまいました。

お兄さんが作曲して朱音が歌って、それを守屋が撮影するのが
夢であり約束だと言っているのですが、
そんなに仲が良くて大人になってからも付き合いが途切れていた訳では
なさそうなのに、失踪について守屋さんに何も言わないのは謎です。

個人的に意外だったのが、凛君の台詞。
「やっぱり俺の他にも仕込んでた」「信用できないのか」
「別にいい。払う物払ってくれるなら」
そして最後に、
「怪しいのは 翔琉だ」。

素直にこれらの言葉を受け取るなら、社長が守屋だけでなく
凛にも内偵を依頼していて、借金があるので金は欲しいということで
請け負っていた、ということになります。
もしそうなら、凛君は”犯人”ではないということになります。
そんな凛君の見立てでは、怪しいのは翔琉 。
勿論朱音さん失踪事件の犯人として怪しいのは翔琉
と言っていた訳ではないのでまだどうとでもとれる発言ではあります。

 

犯人は誰なのか

しかし残り2話だと考えると、素直に受け取って良い台詞なのかもしれません。
ここから更に二転三転するなら面白いのですが
やっぱりそこまで深堀りする尺はないと思うのです。

2話までに得られた情報から推理するなら、
翔琉は嘘をついてはいないし朱音さんの歌を本気で尊敬していて
メンバーの誰かが疑われることを恐れている。
そもそも事件性があるかどうかも怪しいことを考えると
本当に翔琉が失踪に関与しているとしても
朱音に頼まれて匿っているとかそういう展開も考えられそうです。

公式Twitterによると、 翔琉が守屋に頼み事をするのだとか。
同級生だったと聞いて随分驚いていた様子だったので、
それなら信用できるみたいな心の動きがあったのでしょうか。
3話、楽しみです。

9月13日追記
第三話予告、公開されました。

やっぱり翔琉は朱音さんを庇ってるんじゃないですかね?
朱音さんがもう歌えないって言ってるところで見切れてる腕が
佐藤流司さんにしか見えないんですよね。

3話の感想はこちら