ホテル・メッツァペウラへようこそ (2) (ハルタC) 感想

居場所を作ったと言う意味で椅子を作るという風習はちょっと素敵だ。
実際にそうした風習はあるのだろうか。
夫が妻に作らないと意味がないのではと
ちょっと思ってしまったが、妻と本当に仲良しで、
家具職人ではないにしろ大工さんで
夫婦ふたりの椅子を作って渡したいというのは
素晴らしいなと思う。

あれだけ大事だと思っていたメモの内容を覚えてはいないし
落としたのにも気付かないのはちょっとあれだが
そのお蔭でファビーと仲良くなれたし、お父さんとの仲も取り持てたのは素敵。
クスタに娘が大変と言うのはちょっといただけないし、
「あとはやっときます」なんて出来るわけないのでは?

幽霊より人の方が怖いのはわかるが
幽霊が殴ってくることが無いわけではないと思うし、
どうしてそこまで怖さや怪我に無頓着なのだろう。
従業員が自分たち3人しかいないのがわかっているのだし
知らない人にお辞儀をされたらもっと驚いても良いと思う。

バーナネンさんが自殺を止められたことを
恨むのではなく感謝してくれていてほっとした。
弟を刺してでも自殺しようとするような人な訳で、
この贈り物とカードの量は素直に受け取りにくい。
弟はまた随分キャラが正反対の人で意外だった。
贈り物を大事な人にあげたらいいと言われて、
まずアードルフさんやクスタさんを思いついてほしかったなと思う。
家族にあげたら、とあっさり言えてしまうアキ、よほど幸せな家庭で育ったのだろうか。
家族がいないと言われて訳ありなことに気づきそうなものなのに、
勝手に会いに行くセッティングをしようとするのはお節介が過ぎる。
生きている内に会ったほうが良いかどうかは事情によると思う。
ジュンの場合は遠慮しているだけっぽいので
強引に連れて行ってくれる人がいて正解だったのだろうが
本当に余計なお世話なことも多々あるのになという気持ち。
アードルフさんが策略に乗ってしまったのがちょっと嫌な気持ちになった。

犬のエピソードは短くて可愛いお話だった。