ホテル・メッツァペウラへようこそ 1巻 (1) (ハルタコミックス) 感想

17歳でたった一人で真冬に外に佇む日本人
というだけでも不気味なのだが、更に立派な刺青があり
自分の傷にも無頓着と設定が盛り盛り。
あまりお客さんが来ていない様子だけれど
普通にやっていけていそうなホテルも謎だし
続きが気になって読み進めてしまう。
少しずつ事情が明かされていくのも良い。

警官であるエンマを警戒しているのは、単に
刺青になにか言われると思っただけなのか、もっとなにかあるのか。
傷ついている彼女を見て、
甲斐甲斐しく話を聞いて世話を焼く姿が可愛らしかった。

ハーフだというのには驚いたが、だからこの国に来たのかと成程と思った。
母親に会いに来たが会いたいと真っ直ぐに思える関係ではないといった感じか、
母親の生まれた国を見たかったのか。

ジュンが勝手な行動を取ることも多いが
無頓着さの表現と思えばそこまで不可解でもない。
恩師の死を思い出してお客さんの自殺を止めたいと思ったのも理解できる。

先生が元軍人というのは納得がいくものがあった。
自衛隊イメージだが、軍人さんならベットメイクは
上手で早いのではとは思ったが。

施設育ちで下の子達の扱いに慣れている描写も好きだった。