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最近では、老人に席を譲らない若者など珍しくもないが、別に今に始まった事ではない。過去の新聞の投書欄にくまなく目を通すマッツァリーノ先生は衝撃の事実を提示する。
大正13年10月7日付の読売新聞の投書欄にひとりの老婆の投書が載った。「最近の若者は本を読むふりをして席を譲らない」。今と全く変わらない大正時代の状況に驚くが、本当に恐ろしいのは、この後の展開。上記の投書の2日後、何と若者側が反撃の投書に出る。「席を譲ってくれないとグチる七十婆さん、大体からあなた方は図々しすぎる」で始まり、面の皮が千枚張りだの臭い匂いだの罵詈雑言を浴びせたのだ。恐ろしいのは、ここで終わらないところ。この後、一気に高齢者の読者が猛攻撃に出るかと思いきや、「婆さんは図々しい」と罵った若者に同意する投書がその後、2通も掲載されたという。

自由といえば自由な時代だが、「君たち心が少しばかり荒んでないかい」と心配になるやり取りである。確かに図々しい高齢者はいるが、デリカシーのデの字も存在しない叩きっぷりである。昨今、同様のことを若者がネットに書き込んだ日には、学生ならば大学や内定先を、社会人ならば勤務先を特定されたりと大変な騒ぎだろう。

このように、マッツァリーノはいつものように庶民史の欺瞞を暴き、「人は進歩していないし退化もしていない。昔も今も道徳心のあり方は大きく変わらないし、見て見ぬふりをしていたのも今と同じ」と一貫して主張する。

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815 名前:名無しの心子知らず[sage] 投稿日:2010/08/15(日) 01:43:27 ID:xAKgExBm
俺、戸籍謄本取った時に初めて知って、親父に慌てて電話で聞いたら
親父「え、そうなの?」
俺「え?違うの?」
親父「ん?・・・あぁ、そうだったわ。どっかで拾ってきたのがお前や。
そんな事より晩飯はすき焼きやからさっさと帰って来い」
俺「あ、うん」
ガチャッで終わった。俺が養子な事よりもすき焼きのがランク上らしい。

で、嫁と俺、どっちも子供出来ない体質だと診断されて、孫楽しみに
してた親父とお袋に言ったら
「どっかから拾ってきたらえーやん。お前もどこだっけ?拾ってきたんだよな?
母ちゃんがどっかから持ってきたから放っておいたらでかくなりおったわ」
と軽く流した。母ちゃんが不妊症だったらしく、嫁さんには笑って「まぁ、子供
おらんくても良いなら良いし、欲しいなら養子貰ってしまえば生む手間無いよ。
一緒に暮らしてれば血が繋がってなくても似てくるもんだし。足臭いのもこの
二人は一緒」
と笑い飛ばしてたのに嫁は救われたらしい。

という訳で、斡旋機関に登録し、今は3歳の娘が嫁と一緒に寝てる。
どうにも可愛くて仕方なくて、親父とお袋に「お前ら甘すぎ」と度々
怒られてしまう。しかし、先輩が居ると思うと本当に心強い。