ベルサイユのばら(6) (フェアベルコミックス) 感想

アランがどうしても好きになれない。
貴族に不満があるのはよくわかるが、それをオスカルに嫌がらせすることで気晴らしするのは
人間としてどうなのかと。
剣を売ったり食事を横流ししたりしても
結局根本的な解決にならず問題を先送りしているだけだし
税金がまた重くなる原因にもなる。
借金も史実では前の時代の負の遺産であり
アントワネットは寧ろ賄賂などを禁止して
それで恨まれて悪者にされただけなので、
とにかく気の毒で仕方ない。

オスカルの父親は身勝手に思える。
娘が可愛くて、戦場になるかもしれない時節に
兵士でいてほしくないと思う気持ちはわからなくはないが
なら初めから男として育てなければ良いものを。

アンドレが無理心中をはかろうとするのはとても良くないころだけれど
絶望する気持ちは理解できる。

アンドレの目が見えなくなってくるが、素直に話してほしいと思う。
迷惑をかけちゃいけないというが、見えなくなった方が迷惑をかけるのだから
正直に話して早く医者にかかれば、なんとかなる可能性もまだあったのでは。

オスカルの父親への意趣返しとも言える
舞踏会は痛快だった。