イムリ 11 (ビームコミックス) 感想

ネタバレあり

双子は最期の時夢を見るというのは辛い。
知らないよりは良いのかもしれないが。

デュルクは出来ることをしているだけなのに
戦うイムリ様と持ち上げられては
背負わされるものがあまりに重過ぎる。

ニコは本当にしっかりした人だし
順番を間違えず宿せたのは良かったものの
夢が無くても道具を使い始めたことがカーマにばれてしまうのは
状況が悪くなるのではないかと不安だ。

ヴィテジは好きなキャラではなかったが
他のカーマに比べれば根っからの悪ではないように感じる。
ラルドとのことも心に残っているのだろう。
正しい行いなのかと問うシーンが印象的。
自らミムリの髪を泣きながら染める姿が悲しい。
対してデュガロもミューバもやり方が汚すぎる。
覚醒者として持ち上げられこの先どうなっていくのか。

ニコが失敗してしまったのはショックだが
再生を宿せず仲間を助けられないことを
嘆いているのが恰好良い人だ。

デュルクは純粋にミューバを案じていて
すれ違いが辛い。

ミムリがカーマのような姿に変えられていくのも
見ていて辛い。
やはり彼女も賢い子だから、段々と気付いている。
チムリが夢を見る機会も奪っているというのも
確かに心配だが、ミューバにしたら
好都合でしかないのだろう。

ノピルの仔がとても賢いし、気付いてくれるニコも流石だ。
チムリを助けて、話を聞いてすぐ状況を察知できる。
チムリの前ではデュルクをドープと呼んでいたら
まだミューバに隠せていたかも知れなかったが。

ガヴィドがデュルクのことを信じていてくれて嬉しい。
しかしミューバの下につかされて不安だ。