ハイキュー!! 4 (ジャンプコミックス)

セッターをどちらにするか悩む烏養さん。
菅原さんが「俺ら3年には”来年”が無いです」
だから自分をレギュラーにしてくれ、ではなくて
ひとつでも多く勝って次へ進む切符が欲しいから
それができるのが影山なら影山を選ぶべきと
烏養さんに言いに行くのが漢だ。
それで試合に出ることを諦める訳でもないし、
他の3年に考えも伝えてあるとも言い添えるのが
人間が出来すぎていてすごい。
烏養さんがビビるのもわかる。

菅原さんは日向のような技術は無いから、
と言いながらサインを日向に渡して、覚えるの嫌かもしれないけど、と言うし
日向もかっこいいから覚えられる、いくらでもやります
と返すしで、いい子たちばかりだ。

いよいよ音駒高校との練習試合。
天才が一人混じったところでそれだけじゃ勝てない
というのは全くその通りで、チーム戦となると
天才が突出し過ぎて逆に弱点になることすらあり得る。
孤爪がじっと観察して、「止めちゃえばいい」と言うコマが好きだ。
孤爪は体育会系の部活に入っているのに、
1,2年早く生まれただけでどうしていばるのか、
片付けはみんなでやれば早いのに、と思っていて
洗脳されていないところが良い。
それは生きづらそうでもあるが、3年が引退し
猫又監督が復帰してやっと本来の能力を発揮できる。

孤爪の作戦がハマり封じられかけた日向のスパイクだが
遂にブロックを避けて叩けた時
結果はアウトではあったがゾクゾクした。
それを見て敵である犬岡も「すげえな!ショーヨー!!」
と言うところも含めて気持ち良い。
「もう一回」を繰り返してスパイクが決まった瞬間、
本当の試合を見ているように熱くなった。
試合には負けたものの、そこでも日向が「もう一回」と言い、
猫又先生も「そのつもりだ。もう一回がありえるのが練習試合だからな」と言うところ、恰好良い。
こういう恰好良い人たちに「全国大会で会おう」
と言ってもらえるのは熱い。
武田先生にも、「今日の試合を見て烏野はまだ大丈夫だって思った」
と言ってくれて嬉しい。
年配の先生が若い先生の頑張りを理解してくれて、頑張って、と言ってくれるのは救われる。

リベンジが楽しみだ。