ジルにそういう気持ちはなかったかもしれないが、
「シモンの書く物語に逃げたい子供たちがいるんじゃないかな」
という言葉はとても励まされるものだと思う。

アネットの話、モデルの体重管理も厳し過ぎるが
ギャラが貰えず衣装の現物支給は辛い。
ジャンとの出会いのエピソードが良いし、
何より今のキラキラしたアネットの笑顔が素敵だ。

誰かの人生の特別な一日。
提供する側としてもされる側としても
覚えていたいことだと思う。