違国日記 (10) (フィールコミックス)

千世ちゃんが
「大丈夫じゃないまま生きていくからいい」
「田汲が忘れないでいてくれたら少なくとも田汲の周りでは変わる」
と言うのが良かった。
小さくてもそれは、”世界を変える”ことになる。

社会の先生が基本的人権の話をしているのも良かった。
全く説教臭いものではなく、先生もひとりの人間で
そこから救いを得てそれをみんなに教える為に先生になった
というのはとても素敵だ。
解決しない問題をSDGsと言い換えるのには笑ってしまったが、確かに解決することばかりではないし
永遠の課題だと思った方が気は楽になるのかもしれない。

慎生ちゃんという小説家が現実にいたら、
自分はきっとファンになっているだろうなと思う。