著者 :
ポニーキャニオン
発売日 :
漫画と舞台を先に見ている。
また別の帝一の國の世界で面白かった。

映画ならではの、滅茶苦茶ながらも
しれっと編集されているからごまかされて見てしまう感じで
さらっと見られたが、
帝一の原作での情けないし変なのになんだか可愛い感じは
流石に実写にしてしまうとちょっと出にくいなと感じた。

竹内涼真さんの弾は自分のイメージに近かった。
志尊淳さんの光明も可愛くて良い。

テンポが良い分内容が浅くなってしまうところは
少々残念。

弾に票を入れる帝一がかっこいいが
実は負けを見越しての行動だったという小狡さもまた
帝一らしい。

ただ、そもそも原作からして万人受けするタイプではなく
(万人受けならたとえば帝一はもっと早くから
弾と親友になっているし善意から票も入れそう)
その面白さがわからない人には映画も向かないと思う。