魔法は便利ではない。
ゲト戦記系の設定が好きなのでとても共感する。

学校に不審者がやってきて生徒たちが囚われている割に
先生が落ち着いているし、生徒たちも冷静で
みんなで協力して助け出すという展開になるとは思わなかった。
先生が一人で立ち向かおうという時テオが戻ろうと突っ込むのを
「自分を守れてから人を守れるんだよ」
と引き戻すマリーの登場の仕方があまりにも恰好良い。

精霊との交渉が血なのは大変だと思っていたが、
宝石や髪の毛なのも大変そうだ。
テオが謝ろうとした時にかぶせてマットがありがとう
と言ってさりげなく誘導してくれたのがとても素敵。

敵が滅茶苦茶なことをやればやるだけ
テオとマリーが周りから嫌われる図になるのは辛い。

マリーの過去の話については色々と思うところがあるが
テオが「マリーさんは色んな人に愛されてます。もちろん僕にもです」
と勢い良く言ってくれるのが良い。
2人には幸せになって欲しい。