内容証明を送っても知らなかったと言われるのか。
お金はあるのだし、弁護士を雇っても何も変わらなかったのだろうか。
絶対ないにしても代理人がいると気が楽だったと思うのだが。

漫画は漫画家がいなくてもできると言うのは、具体的にどうできるのだろう。
絵を描くだけの人は、漫画家ではないと言いたいのだろうか。
『ジャンルは、ただの箱だ。重要なのは、箱の中に何を詰めるかだ』は確かにそう思う。
しかし、無能と組んだできれば有能な、そうでなくても、ある程度の力はある人間と組んだほうが良いのではないのだろうか。

僕より苦しんでいる人はいくらでもいるのかもしれない。だけど、僕が苦しんでいると言う事実は変えられない。
子供の頃は何も持っていなかったけど、全部持ってた。

読んでいてずっと辛かった。
あとがき的なものも辛かった。
せめて一般的には家族は理解者でいてほしかった。
言うなら漫画家は恥だと最後までいてほしかった。
途中で手のひらをかえして、子供はいつまでも子供だとかわけのわからない正論風の暴論を言ってくる大人は最悪だ。
先生は今幸せじゃないのかな。
辛すぎる。