KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
発売日 : 2015-12-12
死んでいるかと思っていたレベルなのに
お父さんが生きていて再婚するなんて言われたら
それは思考停止するだろう。
今まで子供で守られていたというが
言葉も通じない海外で一人で旅しているのだって十分立派だ。
遺言に従っただけでも行動しただけで十分偉いと思う。

旅先で出会った人と仲良くなって色々話して。
最高だなと思う。
楽しまないと損だよ、と言ってもらえて良かった。

不倫と聞いて面白いと言える感覚はちょっとよく分からない。

自分ではそんな自覚がなくても人に影響を与えているということはままあることだ。
見方によれば少しずつでも前に進めているのかもしれない。本当にその通りだから、ふさぎ込むよりも前を見て欲しいと思う。

どこかに観光に行くのも良いが、屋台で買ったファストフードを公園で食べるのも最高に楽しそう。
昼と夜、表と裏どっちもあるのが普通、という気づき方は素敵だけれど、本当にもう一度行かなくて良かったのだろうか。

お兄さん、お父さんと行くとはっきり言わないし
お父さんは気弱すぎて子供みたいだし
どうしても主人公が不憫に思える。