才能しか無いクズ。面白い言い回しだ。

色々できちゃう人ってかわいそうという言葉、分かるなあと思う。
自分も器用貧乏で、何でもできるからこそ何一つできないようなところがある。
使えないできることをかき集めて何も捨てられない。痛い言葉だ。

これまであまり好きになれなかったさゆりのキャラが
この辺りから好きになってくる。
開き直り踏み出し知性という武器を存分に振るい始めることになる。
なんでも”無難”にこなせる能力がありながら
できることはわかるのにやりたいことがない。
『やりたい事がない』のは、特に美大なんかでは辛かったのではないだろうか。
取り繕わずぶっちゃけられるようになって
このエレンとさゆりが組むのがワクワクする。