自分が気づかないふりをしてきたせいでこうなったと後悔するナツ。
由永が今気付けたから大丈夫と言ってくれるのがいつになく強気で励まされる。

また自分を犠牲にしようとするチカを、さとわちゃんとおじいちゃんの言葉が救ってくれた。

宇月はチカを追ってきたのなら、どうして最後まで追いかけないのだろう。
勝手に置いていかれたと思わないで追いかけて
一緒に箏をやるくらいまで追いかけたら或いは
幸せになれていたかもしれないのに。

哲生が「一緒に落ちたら引っ張り上げてやれねぇだろ」と言うのが恰好良い。逃げ場になってあげるつもりでずっとそばにいたのだ。
宇月は一緒に落ちるのが自分の正義だったのだろうけれど
「こっちは明るい場所であいつの隣にいる覚悟決めてんだよ。なめんな」のタンカは震えた。

証拠動画を撮っていたさとわも武蔵も偉すぎる。
そして何より事前に大人の味方が必要だと
きちんと話を通している哲生きが流石過ぎた。

おじいさんの大事にしていたものがなんなのか。
言葉にしない正に無音で語る武蔵。
流石部長だけある。

一連の騒ぎを乗り越えたことで、チカの悩んでいた曲想がつき、ついにソロが完成するところも涙。