確かにどれだけ才能があっても、自分でバレエを
「これだ」と思えなければ続けられない。
流鶯が進んでいるバレエの道が他人が決めたものだと
真鶴さんが断じる台詞が厳しい。

役の人生を板の上で生きる。
芝居でよく言われることだが、とても難しいことだと思う。
本当に生きていれば、マイムが段取りをこなすだけにはならない。
その時によって感じることも行動も全てが変わってくるものだ。

役作りのために相手役とデートするくらい
夏姫は許してくれそうな気がするのだが。

千鶴さんとこうやって話せるようになったの、
潤平も大人になったなと感じる。
都のことも心配だが、都の名前を出した夏姫のことも心配だ。
連絡を取ってあげて欲しいところだ。