キューを止める時話でテーブルクロスの表現が面白いし、まさか入れ歯にしたことがこんな形で生きてくるとは。

レクスマスに恋人と過ごしたいと思って訪ねてくるハル。
会いたいと言って断られていじけるのも、
追ってきて欲しいと思っているのも、
普段自分の服を買う時レゴシの分も買っているのも
とてもハルちゃんらしくて可愛い。
話を聞いていない様でちゃんと聞いているレゴシ。
本当に応援したくなるふたりだ。

今更鹿の血云々言われてもそんなわけないでしょうと揺らがないくらいには
読者のレゴシへの信頼も篤くなっていると思う。
メニクの日の松明にルイと2人の血を使う発想は分かるし、同意してくれたルイもすごい。
誕生日の話を持ち出されて早生まれなめんなよと言うルイが楽しい。
先輩後輩という距離からこちらの関係もどんどん変わってきている。

気合を入れ直すのは良いが血を被るのは勿体無い…。
一緒に戦うと言っても血を抜きすぎたら戦力を下げることになってしまうのではとも思いつつ
しかし出会った時の舞台の2人と被るコマが素晴らしい。