短編でどれも手紙に纏わる物語になっている。
表現力が流石だし絵がとても綺麗。
話ごとにがらっと雰囲気が変わっているところも素敵。

白き使者が犬だったという最後のオチの描写も
追手だった人間に鎖がついて引っ張られて
追手も犬だった、というネタバラシの仕方が面白かった。

日雀は予想できた展開だっただけに、
良い終わり方でほっとしたし泣けた。

星の林に月の船の終わり方が悲しくも美しく素晴らしい。