ヨナの毅然とした態度と生来の鋭さ、優しさが良い。
会談中の四龍は高華国が所有する、という言葉を聞き流せる度量と賢さが好きだ。

ランタンはとても気の毒。
非のない正しい考えを持つ人間がこうして犠牲になるのはやるせない。

メイニャンに結託を持ちかけられて、
「そういうのはいいです」と答えるところが
スウォンの憎めないところだ。

求めていたはずの雷獣を見て
「やだ、へんなのいる」とメイニャンが言ってしまうところも笑ってしまう。

メインの重いストーリーと、こういう軽い描写があるからこそ少女漫画として読みやすくて良い。