著者 :
ネコ・パブリッシング
発売日 : 2021-10-12
佐藤流司さんの記事目当てで購入。

保健所などの譲渡でペットを飼いたくても、条件が厳しすぎて無理なの
すごくよく分かる。
一度捨てられた仔たちを譲渡するのだからもう捨てない人を
と思う側の気持ちもよく分かるのだけれど、あまりに厳しくて
結局ペットショップで買うしか選択肢がないのはちょっと問題だと常々思う。

死んだら辛いから飼わないと言う人を時々お見かけするが
自分もそれは思わない人間。
流司くんの言うとおり、人だっていつ別れることになるかわからないし
別れるくらいなら会いたくないのなら、
そもそもどうせいつか死ぬのになぜ生きているのかという話になる。
いつか別れるとしても、いてくれた方が幸せだ。

一人なら落ち込んで何もできないような時でも、
自分の場合は愛犬がいて面倒を見ないといけないから
そうすることで立ち直っていく部分はあると思う。

技術がなくても認められたり、
役者をやっているといろんなチャンスが巡ってくる時代
とはっきり言ってしまうところが流司くんらしい。
自分もその渦中にいるという自覚を持って、だからこそ実力派俳優に、
というストイックさが本当に好きだ。

流司くんは身体が効いて歌も歌えるからそれで呼ばれることは確かに多いだろう。
それ自体は悪いことではないとも思う。
それに、そうじゃなくてただ佐藤流司を呼びたい、というケースも
増えているのではないかと傍から見ている分には思う。

流司くんが愛猫と一緒にいる時、猫と対等な感じで
質問したり謝ったりしているところが、本当に好きなんだなと思えて微笑ましい。
写真でそういう姿が見られたのも良かった。