家光と一緒にいられない有功の思いの吐露が切ない。
家光が「特別だった」と言ってくれることだけが救いだ。
悲しいけれど、純粋で幸せな一つの形だったのかもしれない。

時代は四代将軍・家綱、五代将軍・綱吉へと続いていく。
有功がいなくなった後の大奥がどうなっていくのか、怖くなってしまう。