ネタバレあり

台詞や説明が無いさりげない表情や動作が
細やかに感情を伝えてくれて秀逸。
百目鬼さんが頭を守ろうと腕を出したり
支えようとしたり、ちょっとした動きにも
思いがこもっている。

矢代さんの過去の話で、
きっと周りからはなんの変哲も無い
なくしたらまた買えばよいだろうコンタクトケースが
どれほど大事なのかが伝わってきて苦しかった。
矢代さんがやくざになったのは影山先生を助けるため。
先生は何も知らなくて、再会したらもうその世界にいたというのが、あまりに深い愛。

みんなが幸せに生きられる未来はあるのだろうか。