ヤモリの餌食になるところが辛くて堪らない。
それも騙されているというのがきつい。

1巻で設定が甘いという感想も出ていた
医者が本人や遺族の許可も得ず臓器移植をする
という点が、実は医者である嘉納は善意の人ではなかったようで
という謎が徐々に明らかになっていくところも恐ろしい。

金木くんのお母さんとの思い出もまた、拷問とは別の方向で辛かった。
大好物だったお母さんの作ってくれるハンバーグの味がもう思い出せないし、二度と食べることもできない。

ニコは酷い奴だが、ヤモリよりはまだマシというか
自分なりの美学があるのだなと思った。
ヤモリの楽しみのためだけに殺される親子が悲しすぎる。